おはようございます。
昨夜は雷雨が止まず、止んでも晴れず・・
20時頃に一瞬、覗いた星空
こと座のベガ(織姫星)とわし座のアルタイル(彦星)で初期設定、ピント出し
全てを手品の様に終わらせ、また曇り空に
まぁ次の雲の切れ間が来れば、必ず撮れるから気長に待とう、と
でも良く考えると、皆既月食なのに皆既状態が撮れない?は、意味無いじゃん!
そして 20時24分の皆既終了まで、時計と空のにらめっこが続き・・
天頂付近に僅かな隙間をみつけ、そこが月を通ればと期待して
僅か皆既終了の 3分前に、運良く撮ることが出来ました。
それも、ほんの 1分間ほど・・その「赤い月」です。
月(皆既月食)右から 10月08日20時21分・25分・35分 直焦点撮影
GINJI 150FN(口径15cm、焦点距離600mm)PENTAX K-01
※ 先回、月食を写真に収めたは10年以上前になるでしょうか?手元から天体望遠鏡がない時代が長く続いていたもので・・。本当に暫く振りの「月食」の写真です。結局、雲を通しての撮影で微妙にぼけた感じになってしまいましたが、それも記念ということで。でも皆既終了 3分前に顔を出すあたり、なかなかの役者です。そして雲間から月が顔を出したのも 3度、それも1分間ほど・・半月の様な姿になったあとは、お役ごめんと雲が厚くなり強制終了。皆既中の月は、暗い側は肉眼でようやく見える程度の明るさ、全体の姿は写真より少し赤く・かなり暗い状態でした。 注:写真を差し替え(9日17時)
撮影データ 20時21分 ISO3200 2秒、同25分 ISO3200 1秒、同35分 ISO800 1/3秒
21分撮影の月は皆既食中。25分撮影の月は、皆既食終了直後で太陽の光が直接当たり始めたタイミング、キラリと輝いています。ダイヤモンドリングの月版でしょうか・・。