おはようございます。
南の空に僅かに青空が覗いています。
昨夜は、赤道儀をセットし、ベガ（こと座 α星）でピントを出そうと
ファインダーに写る姿が、妙に膨らんで・・・
視線をあげると・・西の空から、溶けたような薄い雲がはびこり始めていました
その後も回復することなく、強制終了です。
今朝までに降った雪は 5cm余り、ここ数日に比べると可愛いものです。
さて明日は、昔の仲間と札幌で忘年会！
久しぶりに会って、また愚痴でも聞いてきます。
NGC247（くじら座 渦巻銀河）10月23日21時43分 直焦点撮影
GINJI 150FN（15cm反射 F4.0）ISO6400 30秒 25枚合成 PENTAX K-01
※ 秋の星座で大きな姿の化け物くじら、目立つ星は β星 のデネブカイトス（くじらの尾の意:2等星）、この NGC247 はその β星のすぐ南にあります。見かけの大きさが、とても大きな銀河（9等級）で濃淡のある姿ですが、グルグルとした渦巻き構造は良くわかりません。そして目立つ星はもう一つ ο星 のミラ（不思議なものの意）ですが、ο（ｵﾐｸﾛﾝ）星のミラは長周期変光星で、約330日をかけて目で見える星（2等星）から見えぬ星（10等星）まで明るさが変化します。明るい星の極端に少ない秋の夜空では、2等星まで明るくなるとオレンジに輝くミラは、とても目立つ存在です。不意に見上げた秋の空（南側30度ほど上）に明るいオレンジの星があれば、運よくミラを見ているかもしれません。
