おはようございます。
今朝は霧氷の朝、ということで真っ白です。
時折、霧の切れ間から月と並んで木星が輝いて、こちらを見ています。
昨日までは上空の風が北寄りで、地形の影響で雪雲が切れ晴れ間もありましたが
今日の午後から暫くは、少し西寄りになるので
だらしなく雪が降り続きそうです。
11日夜にもしかすると晴れ間も期待できそうですが
冬の日本海側、余程でないと晴れません。
期待しないで待っています。
天王星（1月1日と5日の写真）
DOB GOTO12（30cm反射経緯台 自動追尾）ISO3200 15秒 10枚合成 PENTAX K-01
※ 現在、宵の南空に見える天王星です。明るさは 5.8等星、あのラブジョイ彗星よりも暗い星として見えています。写真中央の明るい星が「天王星」、斜め上と左に連なるように普通の恒星があります、1月5日の写真をみると天王星の位置が左に移動しているのがわかります。地球と同じ太陽系の「惑星」の一つです。天王星を発見したのは ウィリアム・ハーシェル。望遠鏡で黄道と呼ばれる太陽系の惑星が天球上を辿る道筋を、まだ未知の惑星があると信じて探し 1781年に移動する天体を見つけたものです。今でこそ正確に軌道計算が行われ、自動導入で天王星がすぐに見られる時代となりましたが、当時はこの惑星の存在すら霧の中・・その果てしない霧の先に「新たな天体」を見つけた一人の天文学者、今朝の様な静かな霧の中にその姿が忍ばれます。
