nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

はくちょう座 散開星団 NGC6883

おばんでございます。

昨夜は、晴れるには晴れましたが 21時頃からでした。

その前に雨が降り、雷(稲光)まで

雨が止んで、きっと空気が澄んでいるに違いない。と思うと、やはり外へ

ただ雨上がり・・空気が澄んでいると同時に湿っています。

あっという間に望遠鏡は、結露・・

あげくに 22時頃からは、久々に徒党を組んで大行進!ひつじの群れ

結局、撮影出来たのは銀河が 1つだけでした。

さぁ!明日は晴れる予想に、午前 0時過ぎまでお月様も不在

土星が南中するのもこの頃、さて幾つ銀河を撮れるでしょうか??

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            NGC6883(はくちょう座 散開星団)04月28日02時08分 直焦点撮影

 DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 20枚合成 PENTAX K-01

※ はくちょうの首の付け根辺りに輝いている星団です。当然の様に天の川の星々と一緒に写ります。星団の星達は中央少し右よりに輝く白 or 青白っぽい星、星団の周辺が赤っぽく見えるのはガスが拡がっているから・・。それにしても沢山の星が写ります。普段、銀河を撮影しているのと同じ画角なので( NGC4654 & NGC4639 おとめ座 棒渦巻銀河 - nyancotan's diary )比べると、その違いが良くわかると思います。ちなみに・・何故こうも違うのか??私達の地球も銀河系(天の川銀河)の中にありますが、その銀河の腕の方向や中心部を眺める(水平方向に見ると)と沢山の星が重なるように見えます。その逆に上下方向を眺めると、星の見かけの密度が小さくスカスカに見えると云う訳です。春や秋は上下が夜にあたり、夏や冬の夜は水平に見ているのです。