nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

失敗! M33 さんかく座 渦巻銀河

おばんでございます。

本日午後、今年の稲刈りが終了いたしました。

途中、雨に降られ休む日もありましたが、コンバインも壊れず

無事刈り終えることが出来ました。

さて今夜、未明は晴れそうも撮影は見送ることにしました。

なぜかというと、明日22日夜は「ほぼ快晴 & 風弱し」

絶好のコンデションとなりそうだから・・

と云う事で今夜は画像処理に精を出すことに致しました。

で失敗作・・・

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                 M33(さんかく座 渦巻銀河)09月16日22時47分 直焦点撮影

 DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 30秒 30枚合成 PENTAX K-01

※ 30秒の露出をして、星が綺麗に点に写っていて追尾も良好、ピントも良好・・ですが、何か違和感のある一枚。。実は、私の望遠鏡には鏡が2つ使われています。一つは直径30cmの円形凹面鏡、もう一つは、その凹面鏡で集めた光の向きを 90度変えるための楕円形をした平面鏡。その鏡には・・春や秋は「露」、冬は「霜」が、放っておくと着きます。着き始めると反射率が低下して、星が暗くなります。もちろん何やら怪しい滲みも出始めます。当然、変な写真になります。でそれらが着かないように対策をします。貧乏な私は、最も安直な「使い捨てカイロ」を使います。具体的には鏡の後ろなどに適当に置いて、周りよりも温度を僅かに高くしてあげます。かなり効果があります。ただ・・・斜鏡(楕円形の平面鏡)の傍に置くと、光路が遮られる部分が出来てしまいます。普段は小さな銀河を撮っているので、影響はほとんど判らないのですが、この大きな銀河の前では邪魔な様です。写真の右側、全体に比べ暗いのは光量が少ないため・・まさしくカイロによる影響がこれです。次はカイロなしで撮ろう!