nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

1P ハレー彗星 4月30日 & 5月1日 in 南鳥島

おはようございます。

北海道西海上に待機していた雪雲・・流入中です。

外の景色は、ほれっ。。何時もの霞んだ・・・。

でも午前 4時過ぎ位までは、わずかに北に逸れたり掛かったり。降った雪も僅か

そんな中、布団の中で雪雲の動き(レーダー)を見ていると

午前 3時前、雪雲のバンドが大~きく北に逸れそうなタイミングが現れ

やるしかない!と、急遽、起きて外へ・・

未明の彗星を一枚だけ撮る事が出来、2016年の「鏡開き」が無事出来ました。

そして再び迫る雪雲から逃げるように撤収ー!自動追尾の経緯台ならではの早業です。

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         1P ハレー彗星 1986年4月30日(左) & 同 5月1日 by 135mm PENTAX MX

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    前日 4月28日 by 50mm 7倍 Nikon 双眼鏡 & 29日 肉眼によるスケッチ

※ この頃は、所謂「ほうき星」・・と云った姿を見せています。写真では、尾をちゃんとフレームに収まるようにアングルを調整しています。今時ならデジカメで試し撮り、調整、試し撮り、OK!本撮影みたいな流れですが、この頃はフィルム時代・・どんな風に写っているか?ほぼ判りません。。そんな中で撮った写真が、これなのだから、余程「尾」が良く見えていたのが解ると思います。135mmレンズでバシッと彗星らしく写る。世紀の彗星!しかも、また 2061年に帰ってくる。凄いですねー、その度にエドモンド・ハレーの名前を、皆さん口にするのでしょうね。さて、そんな彗星・・この日の日記は「18時10分から開始、天気晴れ、2割ほどの積雲。今日は〇〇さん、××さん、△△さん、など 5名の方が肉眼と双眼鏡でハレーを見た。どういう訳か感激していた。暗くなっても、やっぱりハレーは凄いや。ところが案内役をしていたため、露出が不正確、フイルムを間違えて交換してしまう。ハレー光度 4.7等、尾 5°位、コマ視直径 ωより1回り小さい【原文のまま】」5/1 ・・当時の事を皆さん、憶えているのかな?懐かしい