nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

2016年1月13日未明に尾を引く カテリナ彗星(C/2013 US10 Catalina)

おばんでございます。

今、かじかんだ指先でキーを叩いています。

夕方には、低気圧の雲が掛かると思っていたので、まだ明るい内に「月」だけ・・

の、つもりが・・出来る所までやるしか・・で、すっかり暗くなる頃、というか

薄雲が覆った先程まで頑張っていました。

既に気温は マイナス 10℃、気軽に月だけの予定だったので

思いの他「軽装」、死ぬかと思いました。

なーんてね。風も無いので、案外過ごしやすい宵でした。

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          C/2013 US10 カテリナ(Catalina)彗星 01月13日04時06分 直焦点撮影

  GINJI 150FN(15cm反射 F4.0)ISO6400 30秒 35枚彗星核基準合成 PENTAX K-01

※ 今朝、午前 3時過ぎから外に出て、セットしてあった GINJI 150FN の載った壊れた赤道儀を駆使し、手動導入で構図まで決め写しました。どうにかイオンの尾も伸びていることが判ります。ダストの尾は、かなり幅広で左にカーブを描いています。オリジナルの画像で感じた 90度に開く尾のイメージは間違っていなかった様です。ちなみに時々雲が通るものだから、合成したコマが飛び飛びになってしまい。周りの恒星が破線になってしまいました。彗星が写れば「良し」なのでご愛嬌ということで。。さぁ次の撮影タイミングは、一体何時になるのでしょうか?ちなみに彗星は、1月17日頃に地球に最も近づく様です。その頃、彗星は北斗七星の柄の部分(端の2つの星の間位)に輝いています。私は目が悪いので肉眼では??ですが、例えば今朝なら、小さな双眼鏡(8X 24mm)で「おむすび」型に、案外大きな拡がりを持ってボーっと見えています。彗星を見た経験のある方なら星図を頼りに、必ず見つける事が出来る状況です(空が暗ければ・・)。チャンスがあれば、御覧下さい。