nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

上には上がいる。。月齢11.5日 月(北側)

おはようございます。

ふんわりとした、5cm余りの雪を片付けてきました。

すでに朝シャワー済みです。

さて昨夜は、夕暮れ時・・低い雲はちらちら浮かぶ程度

上空の薄い雲が北側にベールを引くように、そして東の空には、お月様・・

漸く晴れますなぁ~、と彗星の位置やら、月の沈む時刻やら取り纏め

肝心の簡易カイロも 3個、モミモミ。

GINJI は前日から待機、ドブソニアンもレベルをとってセット!準備万端!!

そして空が暗くなる。高まる気持ち~・・外へ!

ドンヨリ?右を見てもドンヨリ、左を見てもドンヨリ、ふぅ~。

どこからか、中層の雲?高積雲と層積雲のあいのこ・・動きは、とろっち。。

待てども待てども動きません。あげくに西から雪雲?終了です。

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   月 01月21日23時14分 ISO800 1/500秒 2Xテレ拡大 DOB GOTO12 PENTAX K-01

※ という事で、昨夜は雲の向うに月の輝きを見ながら、腹の減ったクマの様にクルクルと望遠鏡・車の周りを歩いておりました。幸い風も弱く、気温もマイナス 6℃と、先日未明に比べれば 10℃も高いので、暖かくさえ感じました。人間慣れてしまえば怖いものは無い、と云うものです。さて、お月様・・目立つ地形は??望遠鏡を覗き、目立つのは・・左端に輝く(白く見える)小さなクレーターでしょうか。。ひときわ明るく輝いて見えます。大きさは 40kmほどで「アリスタルコス」と命名されたクレーターです。そのアリスタルコスさん・・ギリシャに生まれた数学者、実は人類史上最も早く「太陽中心説(ほぼ地動説)」を唱えた方です。一般には、太陽中心説(ほぼ地動説) = コペルニクス、地動説 = ガリレオ とされていますが、遡る事 2000年前に太陽や月の観測結果から、その説にたどり着いた天才(奇才)が居たのですね。道理で目立つわけです。