nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

NGC3863 おとめ座 渦巻銀河 & 月(2/18)

おはようございます。

上空の薄い、絹を引いた様な雲に覆われた朝です。

今日は気圧の谷が通過するので、夕方に湿った雪が 6時間ほど降るでしょうか。。

その後は晴れる様です。が・・余りに風が強い。

多分、手が出せない強さでしょう

歯車が合いません。。。

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     NGC3863(おとめ座 渦巻銀河)02月11日23時51分 直焦点撮影 銀河トリミング

  DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 20枚合成 PENTAX K-01

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           1500mm直焦点 オリジナル画像

※ オリジナルの領域にある輝星は 4.8等星、その右上の少し明るい星は 8等星、そして銀河は 14等級、という事で・・肉眼で見える天体は、この中で一つということになります。性能の優れた人の目でも見えない世界が広がる望遠鏡・・私が使っているドブソニアン(スカイウォッチャー DOB GOTO12 口径 30.5cm F5.0)は、当然ですが、人の目よりも暗い天体が見えます。本によると目で見た時の限界は 15等級だそうで、肉眼(瞳径≒ 7mm)に対して、口径 300mmだと 1800倍余りの光を集めている計算に。まぁ物凄く大きな瞳で宇宙を見ているような感じでしょうか。街を歩いていて、瞳の大きな方が・・といっても 300mmの瞳!が 2つ顔にあると、流石にSFの世界ですね。そんな瞳で 30倍の倍率で見ることが出来れば、天空は銀河だらけに見えるということでしょう。さて銀河 NGC3863 ですが、しし座とおとめ座の隙間に輝いています。銀河を横(僅かに上)から眺めた姿、腕が取り巻いているような雰囲気はありますが、そこまで詳細な写りではありません。 おまけは、昨夕・・雲に文句を言いながら隙間を待って、どうにか撮れた月です(露出がアンダー気味です)。

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         月(月齢 9.8日)02月18日17時50分 機材同上 直焦点 ISO400 1/1600秒