昨夜は上空の巻(絹)雲が夕方から拡がっていたものの通り過ぎる予定!
そして快晴!、21時・・土星を撮り始めた頃「あれっ?St 飛んでる?」と気づいたら
日本海側から予想外の St(Stratus:層雲)が飛ぶように流れ込み
瞬く間に St 曇りとなってしまいました。風も弱く、これからと云う時に・・
朝まで撮る予定の銀河も・・宵の南空、低空の彗星も結果が残せませんでした。
そして・・この先 10日程、また星空には会えませぬ。
M33 07月06日23時54分 135mm F2.5→F8.0 ISO12800 3秒 64枚合成 by DSS合成処理
M33 07月05日01時44分 DOB GOTO12 直焦点撮影 ISO6400 20秒 34枚合成 by DSS
秋の空を飾る大きな銀河のひとつ「さんかく座」の M33、前述の M31 と同じ渦巻銀河:Sc と分類されています。こちらは銀河を渦の真上(下?)から眺めた姿、腕がぐるぐると、とり巻く様子がわかります。まぁドブソニアンの一枚なら・・。流石にアンドロメダ”大”銀河に比べると、大きさや明るさが控えめです。135mmレンズでは、拡がりのある光芒・・渦を巻く様子は良くわかりませんでした。存在は合成前でもしっかり認められるので、もっと合成する枚数を増やせば?固定撮影でも楽しめる天体のひとつでしょう。さて、暗くなってからもう一度写そうと思っていた昨日の「月(上弦)」です。
月 07月12日18時12分 口径 305mm F5.0 直焦点 ISO200 1/500秒 合成ナシ