北海道付近は、高気圧の西側にあって・・
南風の吹きやすい状況が続いています。しかも日中は内陸の気温が上がるので
冷たい太平洋側から内陸に向かって風が吹き込みます。なので、余計に強まります。
さて本日は、岩見沢市郷土科学館 市民天体教室「土星と夏の大三角形」19時00分から
天気は、少し上空の薄い雲が広がりそうですが、まずまずだろう・かな??
もしかすると St(層雲:Stratus)が、暗くなるのに合わせて南から・・とならない様に
予定通り大西卓哉さんが搭乗する国際宇宙ステーションも
岩見沢市の上空を 19時17分頃に通過します。明るさはマイナス 3等級!
今夜は月が明るいので流星は余り期待できませんが、流石にマイナス 3等級なら大丈夫
沢山楽しんでもらいましょう。まずは青空の火星から・・。
そんな今夜、私の強敵は「南風」。。
NGC925 さんかく座 棒渦巻銀河:SBcd 10.0等 08月07日01時20分 ISO6400 30秒 29枚
またも経緯台自動追尾で 30秒露出をしました。ちなみに30秒で星が「点」ならば・・当然ですが、もう少し長く露出しても「点」に写る精度があります。淡い天体なので、長めにと思う気持ちがハイリスク・ローリターンに駆り立てます。かなり条件が良くなければ、わずかな風でも星が伸びるので、かもすると合成に使えるコマの割合が 30%以下なんてことも・・この夜は 90%程度の好成績!さて、何度か登場している NGC925 ですが、どこにあるかというと・・こちらです。
「さんかく座」ペルセウス座流星群の空振りのコマを利用して作図しました。こんな感じで M33 とは三角形を挟んで対照的な位置にあります。明るさは 10等級なのですが、実際に望遠鏡(30cm F5.0 75倍)でみると・・中心部がぼんやり見える感じで、腕は??です。写真の様に見えることはありません。さてさて、最近コントローラーが不調と度々書いていましたが、原因が判明したかもしれません。こちらの写真を
昨日、コントローラーの基盤を改めてみたところ・・コンデンサらしき部品が焼け付いて、欠損しているのを発見しました。。。購入店、いや日本国中「お盆休み」。。週明けに電話で相談して見ます。きっと入院することになるでしょうね。。強制夏休みか
※ 経緯台の追尾精度に関する記事を求めておられる方は、左の検索欄に「追尾精度」と入力して検索すると、幾つか記事が出てきます。ただし、スカイウォッチャー DOB GOTO12(私の手元の機材のみ)に関するものですのでご了承下さい。
※ DSS による画像処理方法は、こちらの記事を参照下さい。nyancotan といっしょ! DSS 画像処理 - nyancotan's diary