弱い寒冷前線が通過中?今朝は良く晴れています。ということで、本日も稲刈り日和。
さて・・昨日までにネズミ捕り 1台、パト 3台とすれ違うも難なくすり抜け
無事、名寄から戻ってまいりました。
目的は全て完了し、往年の機材 MT160 & TS90型赤道儀も手元に戻りました。
口径 305mmに比べると、160mmは流石に小さく感じますが、懐かしい思い出が一杯
さて、天気が良くなれば動かしてみましょうか。。
NGC7241(08月06日撮影) 09月19日UPの一枚(反転トリミング) 再掲
さて、読者の Leoさまより、中心部の右にあるキラリ(反転=黒い)は、”こぶ”じゃない可能性も・・もう一度、同機材で再度撮ってみては(その後、かなり超新星の可能性は低いとも御意見を頂いて・・)。で、念のために写してみました。その結果がこちら
NGC7241 ピクセル等倍 右:反転処理、左:オリジナル 09月21日19時14分 撮影
08月に撮影した時が ISO6400 20秒 18枚合成 直焦点、今回が 同 15秒 20枚合成、と僅かに条件が違いますが、写った星をみても、今回の方が露出時間も短いので追尾誤差が小さく「点に近い像」を作っています。さて、問題の中心部分の右には・・・ありますね、輝度の高い(黒い)点状のものが、既に最初の撮影から1ヶ月以上、仮に小惑星が運悪く重なっていれば、この間に移動して写らなくなるはず。。ですが、あります。ということは・・やはり、大望遠鏡で写るところの”こぶ”の様な領域が、私のカメラのセンサーの特性か?明るく写っているようです。ということで、紛らわしい銀河を一つ見つけた。と、これも成果の一つと考えれば、とても貴重な意見を頂けたのだと感謝いたします。Leoさま、ありがとうございました。
NGC7241 直焦点オリジナル領域 DOB GOTO12(口径 305mm 焦点距離 1500mm F5)
話は変わり・・名寄編へ、いくつか写真で紹介いたします。
到着した私を、まず「移動天文台のポラリス 2号」がお出迎え、皆さんも興味津々
搭載望遠鏡、大きい!!「Meade LX-200」「高橋 EM—500 赤道儀」天文台のHPでは「2005年に道北地区のライオンズクラブより寄贈を受けました。」と紹介されていました。さてミーティングはというと、初日に北海道大学の倉本 圭 教授の記念講演、JAAA総会、意見交換会、観望会。二日目に個人や団体の研究発表が行われ、盛況のうちに閉幕しました。研究発表の中から印象に残った方を・・
名寄 天斗夢視(てんとうむし)に所属されている 鈴木 守 様。。自宅に旋盤もあり、あらゆる機材を使いやすいように改良・自主作成され、カメラの冷却装置も冷蔵庫を壊して部品を調達し作られたと。。しかも 66歳から天体望遠鏡を覗き始め、今では素晴らしい写真を撮られている凄い方!私も元気に鈴木さんを見習い、がんばりたいと思います。発表していただきありがとうございました。勉強になりました!最後は初日の夕景
ピリカ望遠鏡を収めるドーム 9月24日夕景(18時頃)ドームの右にアンタレスと土星
今回も多くの人に出会い、良い話を沢山聞き、実りある旅でした。お世話になりました皆様へ「心よりありがとうございました。」また何時の日にかお会いしましょう。。
※ 鈴木 守 様へ
お写真のブログへの掲載につきまして、ご本人の御承諾を頂かず掲載しましたことを心よりお詫びいたします。どうぞお許し頂きたく、ブログ上からではありますがお願い申し上げます。