nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

寒いので・・ エスキモー星雲 NGC2392

今朝は弱い雪がちらつく中、雲間に細い月が見え隠れ

昨日、夜明けの星空は・・残念ながら続かず、昨日の午後から雪・曇り。。

ニュースでは・・昨日朝、久々に道内で最低気温がマイナス 30℃を下回ったそう

家では、昨日は今季二度目のマイナス 20℃越えとはならなかったが、それでも

マイナス 19℃ほど。。少し風があったせいか・・今朝、顔を洗っていると頬が痛い!

どうも、軽い凍傷になったらしい。そんな強い寒気も日本列島を抜けつつある。

さて、次の晴れ間(星空)は、26日宵。深夜まで晴れが続くかは微妙・・

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NGC2392 ふたご座 惑星状星雲 10.0等 1月20日20時00分 DOB GOTO12&POEWR MATE

冬の夜空は案外と銀河が少ない。そして冬になると近くのスキー場 3箇所が 21時まで営業をしている。当然、スキーを楽しむ方のためにゲレンデを明るく照らし、その照明の輝きを雪面が天に向かって放っている。そんな事で、冬になると 21時までは空が夏よりも格段に明るい。丁度、深夜に昇る春の星座まで、こちらも手持ち草。。その間は冬の星団などを拾ってゆく。今回は、新たに購入した POEWR MATE x2.5 を使って、惑星状星雲の拡大撮影をしてみた。これを使うと焦点距離が、1500mmの 2.5倍 = 3750mmへとのびる。ただし口径比も大きくなるので F5.0 と明るい鏡が F12.5 へとなって暗くなってしまう。さて 10等級の惑星状星雲は写るのか??感度を ISO6400 とすると、あっさりと写る。あとは追尾精度の問題。。これもどうにかなった。最後は、合成処理。。これは・・DSS(Deep Sky Stacker)では、フレーム内の星が少なく無理。なので Rejistax Ver.3 の力を借りた。これで、どうにか絵になった。ただ、何かが変。で、ググって皆さんの写真を拝見すると・・・私の写真は 90度、右に倒れているよう。なので星雲部分をトリミング・左回転させ、直焦点領域の写真に添付してみました。どうでしょう、なんとなくエスキモー風に見えるかな?という処で。。一応、目標はクリアです。おまけは太陽と月

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太陽 01月24日11時33分 135mm+2Xテレコンバーター ND400フイルターx2枚重ね ISO200 1/200秒

いつものお手軽セットで太陽を、今回はしっかりとした黒点と左と右下にパラパラ小さな黒点がある様です。そして、その太陽に照らされていた夜明けの月

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   月 01月24日05時43分 DOB GOTO12 直焦点 ISO800 1/320秒 合成なし

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地球照 同 縦横比 1:1 → 3:4 へ変更し、ISO800 1秒 で撮影。太陽が照らす部分と地球が照らす部分の違いがわかりますね。月の東側(左)には星も幾つか見えていました。