昨夜は上空の薄い雲が時々通過する予想。。
で、快晴の朝を無事迎えた訳ですが・・それから 1時間、今はなんと St 曇り。
晴れていた昨夜は、冷え込みが強く、夜半前からずっと氷点下
最低気温は、マイナス 7度まで下がりました。
望遠鏡も霜でびっしり、それでも少し風があったので斜鏡には霜は付きませんでした。
と言うことで、昨夜はドブソニアンを車に積んだままにして
MT160 & TS90 型赤道儀のみで撮影を試みました。当然、全て手動導入で・・。
写せた天体は、宵空と夜明けの彗星三つ、銀河一つ、散光星雲四つ、球状星団一つ
それに木星と土星の動画撮影、最後の締めは・・明けの明星と月。
一つ感じたことは・・主鏡は F6.2 なのですが、コレクターをつけると F8.3
ドブソニアンの 1500mm F5.0 に比べかなり暗く、同じ露出時間では厳しい!という事
2015 ER61 PANSTARRS(パンスターズ)彗星 04月24日03時19分 ISO3200 63秒 合成ナシ
薄明が始まるのは午前 2時50分頃、3時を過ぎると・・東の地平線が明るくなり始めているのに気が付きます。予定ではラブジョイ彗星を撮影した後に、この彗星の撮影を。。だったのですが、僅かにしかない雲が東の地平線上に漂い。迷った挙句、ラブジョイは諦め、パンスターズ彗星一本勝負!!まず、東の空で明るいのは・・ペガスス座の ε(イプシロン)星。それから、みずがめ座の星の列を見つけ出します。低空が曇っていたので、星が出たり隠れたり・・まずは双眼鏡で 4~5等星がつくる、Y字バランス的な星の並びを。。そして、その中の一つから南へ 4°行けば彗星のはず。ありました!予定通りの操作で辿り着きました。その一枚が上の写真(※ 合成処理前)。実はここまで来るには紆余曲折がありまして。。今更、わかった事に、赤緯軸についている目盛環・その目盛りが 1度毎ではなく 2度毎になっていること、えっと 5度北へ・・と言いながら 目盛り5つ分(10度)動かし、あれ天体ないじゃん!!何度繰り返しても、天体がない!!で、よーく見ると目盛りは 10度に 5つ??あぁー、2度毎に書いてあるんだ!!なんて・・相も変わらずお粗末な輩です。
夕陽 04月23日18時16分 35mm F2.8 → F5.6 ISO100 1/320 手持ち撮影
明けの明星と月 04月24日04時01分 135mm F2.5 → F5.6 ISO800 0.5秒