嬉しくはないが・・予定通り、曇天の朝。
ようやく、天気予報も私の予定に近づき、明日以降は傘マーク
星空の期待は、27日宵から二日間ほど。
今度は気合を入れて、ジョンソン彗星のイオンテイルをしっかりと写してみよう
その前に、星図を頼りに手動で導入しないと始まらないが。。
30年ぶりの目盛環での導入も・・ようやく慣れてきたので、どうにかこなせる筈。
最近の赤道儀は目盛環が無いものがちらほら、自動導入ありきの時代に入った。
昔のフィルムカメラ、オート露出やオートフォーカス導入期の様なものだろうか
案外とマニュアル派も根強くいるのだが、これが時代の流れというもの。。
M04 5.9等 05月18日23時19分 MT160 + コレクター(焦点距離 1000mm → 1330mm F8.3)
M15 6.4等 05月18日22時40分 MT160 + コレクター(焦点距離 1000mm → 1330mm F8.3)
NGC4147 かみのけ座 球状星団 10.3等 04月16日19時34分 DOB GOTO12 直焦点 1500mm
春から夏の球状星団三つ。上の二つは MT160 主鏡についている 30mm 6倍のファインダーでも存在が確認できるので、手動で近辺まで筒を向ければ導入は簡単。ただ1330mm の視野は案外と狭く、わずかに動かすと、目的の天体はカメラのフレームから逃げていく。。やっていて感ずるところは・・昔の人は凄いな~です。赤道儀の極軸合わせ、天体の導入、しかも今に比べると低感度のフィルム、更には写っているのか?現像してみないとわからない世界だった。それでも、懲りずに撮る撮る撮る。。時代が流れたとは言え、諸先輩方の御苦労は想像を超えるものです。そうれに比べ自動導入は、ソフトに登録のある 42.000個の天体や自分で登録する彗星などの移動天体も、コントローラーにリクエストさえすれば、直焦点(1500mm)のフレーム内にあっさりと入る。しかも高感度のデジタルカメラで、フレームのどこに写っているもかもリアルタイムで確認できる。こちらも凄い!そんな機材を作った方々に心の底から賞賛を贈りたい。時代変遷期に生きると、そのどちらの恩恵も受けられる。なんと贅沢な時代なのだろう。