昨夜は天体教室「天体写真を撮ろう!」・・だったのですが
日中の青空が嘘のように、またもや Sc(層積雲:Stratocumulus)が空を覆い。。
ある意味、予想資料の通りなので、屋外での実践編は諦めました。
なので、時間内で個別に・・どの様な写真を撮りたいのか?を尋ね
露出や感度、絞り、撮影方法を一人ひとりに伝えました。
既に自分なりに写してみている方もいましたので
昨夜を経て・・上達出来ているといいな~と願います。どうかな~??
NGC2146 きりん座 銀河:Galaxy 10.5等 09月22日01時06分 C14 + x0.63 レデューサー
同 & NGC2146A(右の光芒)DOB GOTO12 直焦点 '16.09.30 撮影
焦点距離 1500mm と 2463mm の写りの差を感じることのできる一枚です。ですが、フレームの領域が狭くなり、伴銀河 NGC2146A と一緒に写すには、ともにフレームの端になってしまい「周辺減光」の真っ只中に入れなくてはいけません。普通に考えて・・無理があるので、ここは個別に一枚づつ。という選択になりそうです。露出は 1コマ 30秒ですが、これを 60秒や 90秒にするには、バルブ機能を使う必要があります。ただ、そのときにシャッターを指で操作すると望遠鏡が揺れてしまいますので・・口径の小さな MT160 ならば、鏡筒の前を団扇の様なもので蓋をすれば良いのですが、流石に口径350mmを超える筒を覆う大きな団扇がありません。しかも長さ 50cmのフードの前面を覆うと(地上からの高さ 2.5メートル程)、今度はカメラに手が届かず操作が出来ません。解決するには、新たなデジカメ(リモートコントロール可能な)を買う必要があります。試行錯誤しながら、色々と問題が山積してきました。まだまだフルパワーを発揮するのは先になりそうです。
夕景 09月24日17時03分・・静かな夕暮れです。
※ NGC2146 撮影データ 上:直焦点 露出30秒 31枚合成、下:露出30秒 30枚合成( 9/25 18時29分追記)by PENTAX K-01 共通