昨夜は予定通り、21時頃から晴れてくれました。
ただ、その環境は厳しく「雨上がり & 気温 0度 & 湿度ほぼ 100%」です。
当然ですが、僅かな温度変化で「結露」します。
そこで新開発の結露防止装置を稼動!!も・・・駄目でしたね。
確実に効果はあるのですが、補正ガラス面の結露を一掃するほどの力はあらず
正直、期待はずれでした。
まぁ昨夜以上の過酷な条件は、むしろ珍しい位なので、まだ僅かな望みはありますが
普通に晴れる 2日夜にもう一度トライしてみます。
NGC6906 わし座 棒渦巻銀河:SBbc 12.7等 09月01日22時31分 ISO6400 30秒 21枚合成
同 09月11日21時34分 ISO6400 30秒 15枚合成 C14+レデューサー
輝いている領域が「わし座」ということで、天の川の中・・銀河の周囲に、これでもか!っと沢山の星が写ります。銀河に重なる星も近接する星も、同じように複数ありますが、どれも既存の銀河系内の星でした。一年前から撮影に使っている C14 ですが、相変わらずの曲者です。主鏡の支持が強固なものではないので、鏡筒の傾きが大きく変わるとピントの位置がずれます。当然ですがピント調整を経ないと、ピンボケになります。ピンボケになったのに気が付かないまま撮影を続けると、画像の合成処理ソフトが「星」と認識せず、処理ができません。特に西・東へ望遠鏡の位置が変わる際は注意が必要です。何かと手間のかかる光学系です。