nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

小さな銀河が三つ ふたご座 NGC2274 & 2275

今朝は、晴れているといえば晴れています。

ただ上空に寒気が残っているので、雲が多く周りには雪雲も散在しています。

期待の明日ですが・・寒気の影響で、気温の上がる午後はどうしても雲が増えます。

それに夕方、上空を通る寒気コア一つ、その影響も合わさり当初予想よりも曇り勝ち

今日から「日の入り」は 18時台へ入ります、薄明が終わるのは 19時半。

ぎょしゃ座からペルセウス座へ入った岩本彗星、そろそろ写すのも厳しくなってきたし

どうか、月の居ない直近で晴れて欲しいところ。。

f:id:nyancotan:20190403075528j:plain

NGC2274 & 2275 ふたご座 銀河 11月10日22時13分 ISO6400 30秒 7枚合成 C14+レデューサー

写真の中に銀河を三つ見つけることが出来るでしょうか?中央の明るい楕円に輝く銀河が NGC2274(楕円銀河:E 13.0等)、その上に NGC2275(渦巻銀河:Sb 14.0等)・・そこまでは、ほぼ視認できると思います。さて、もう一つ・・この二つの銀河から離れて右上、極淡く丸い PGC19586 があります。三つの銀河に共通なのは、腕に重なる様に星が輝いていること・・。それらしい明るさで輝いているので、ちょっと期待しますが、まぁ何時もと同じでした。さて・・

f:id:nyancotan:20190403080649j:plain

金星 04月01日09時36分 ISO100 1/4000秒 20枚合成 Rejistax処理 C14+レデューサー  直焦点

少し露出が足りないらしい一枚です。肉眼では、もっとくっきり太った半月の様にキラリと輝いていましたので・・。先日の「昼間の星」から発展させて青空の中の金星(マイナス 4等級)にチャレンジしました。方法は、月を目視で導入してステラナビゲーターで同期をとり、そして金星を自動導入する。で、当然でしょうが、あっさり見ることが出来ました。偶然、来客があったので、皆さんにも見ていただきました。この日は「月」が細く、月を青空の中に見つけるのが大変でしたが、やはり月さえ見つければ「昼間の星(惑星も)」は簡単に見ることが出来そうです。夏休みにでも OP観測所として、昼間の星観望をやってみようか?どうせ昼間は暇だから。。