nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

29P Schwassmann-Wachmann ほか 10/28

今朝は曇り空・・でも、青空がかなり広がってきています。

これからは、日に日に寒気が強まってきます。

平地で雪をみるのは何時になるでしょうか。

欧州モデルだと月が明けて上旬が終わる頃、真冬並みに!!さて当たるのでしょうか?

どうにか隙間をぬって未明の恒星間移動天体を写したいのですが、厳しいですね~

寒さも強まり、雪も積もり、日本海側は間もなく冬休みに入りそうです。

少し長いスパンで寒暖を繰り返すなら、星空も望めるのですが・・。

そんなに都合よくいきません。

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29P Schwassmann-Wachmann彗星 10月28日18時48分 ISO6400 30秒 23枚彗星核基準合成

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    同 ピクセル等倍を50%縮小・トリミング(上はオリジナルを20%に縮小)

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   2017T2 PANSTARRS 彗星 同日23時09分 ISO6400 30秒 20枚彗星核基準合成

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   2018N2 ASAS SN 彗星 同日19時07分 ISO6400 30秒 19枚彗星核基準合成

機材は全て C14+レデューサー(焦点距離 2463mm)での撮影。29P は、やはり拡散した尾がありますね。一応、彗星核基準で合成処理を済ませましたが、明らかに北側(上)と南側では光芒に違いがみられます。ただ、このあと更に広がりながら光度も明るくなるのか、そこは正直わかりません。T2 は独特で、核から南側(下)に明るくコマが発達している?そして南西方向に淡く長い尾がのびています。彗星自体は来年 5月に太陽に最も接近する予想(8等級を予想)、まだまだこれから変化をみせてくれそうです。N2 は相変わらずです。コマがしっかりとあって、尾ものびています。こちらは来月初めに近日点通過予定、ぼちぼちピークの姿かもしれません。まぁ何時バーストして光度が急増大するか判らないのも彗星の楽しみ。また何時か・・。