おはようございます。
昨夜は、夜に入り少しだけ風が収まりましたが撮影は無理でした・・
でも晴れて雲も無いのに悔しくて、考える・・考える
そして、ひらめく「ドームを作れば良い!」
出来るわけがない・・
人間窮地に追い込まれると考えるものですね。
観測場所・・これまでは「積雪」が邪魔をして狭かったのですが
今は雪も解け、望遠鏡の風上側に車の移動が可能
実験・実験!我が軽カー、頃合よろしく丁度風上に置ける
風を遮る簡易ドーム(ただの衝立)に
出来るじゃん!
撮影開始・・次の大きな問題発生!?ピントが合わん・合わん??
NGC4274(かみのけ座 棒渦巻銀河)02月24日23時17分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 ISO3200 20秒 21枚合成 PENTAX K-01)
ピントが合わん?原因の考察・・
望遠鏡の鏡がずれたか?⇒しっかりとまっている
鏡筒内の空気(鏡・筒自体も)の温度が、外気と違うか?⇒1時間以上慣らした
はて?これまでと違うもの・・何が違う、と悩んでいる頃
層雲(霧の元)が南から入り始めた。あぁ今夜もだめか・・そうだ「逆転層」
衛星で見た層雲=逆転層の存在!逆転層は蜃気楼も造るやっかいもの・・
空気の密度差⇒光の屈折!これだぁ原因は・・じゃぁ無理、今夜は解消しないもの
一応、実際にあるか点検・・http://weather.uwyo.edu/upperair/sounding.html
アメリカ ワイオミング大学HP の 世界のエマグラム※1 表示
あるある、やっぱり
ピントが合わないのは、上空大気の気流の乱れ以外にも「逆転層」が関連らしい
と言う事で長くなりました。
※1 エマグラム・・ある地点の大気を上空まで鉛直方向に気温・湿度・風などを観測し
グラフ化したもの、通常1日2回(0時・12時:世界時)観測する。