nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

実験! 火星 を 直焦点撮影する

おばんでございます。

今夜遅くから明日一杯、雨が降ったり止んだり

望の17日夜は、微妙な感じにお天気資料が変わってきました。

さらに次となると23日頃かも・・

さて天体撮影、昨夜は月夜と云う事で火星を撮りましたが

普段、星雲や星団を撮っている「直焦点撮影」で、どこまで写るか実験をしました。

望遠鏡の焦点距離は「1500mm」、直接カメラを付け望遠レンズとして使います。

昔の35mmフィルムカメラだと、50mmで1倍なので・・30倍に写るはず。

結果がこれ

f:id:nyancotan:20140515183708j:plain 火星 直焦点撮影 05月14日21時47分

 DOB GOTO12(30cm反射経緯台 ISO200 1/1600秒 PENTAX K-01)

ちっちゃ過ぎて矢印をつけました。ところが、思いっきり拡大(左下)すると雲の様

な白い部分や色の濃い模様までちゃんと写っていました!!普段は接眼レンズ、更にテ

レコンバーターも使って拡大し動画撮影しているのに・・。

そして普段「小さい銀河」です。なんて紹介している銀河もこうしてみると、ずいぶ

ん大きい事が良くわかりました。おまけ、昨夜の「ほぼ満月」です。

f:id:nyancotan:20140515061119j:plain 月 05月14日23時52分 直焦点撮影 ISO200 1/1600秒

※ 実験結果・・直焦点撮影で、ここまで写るなら「3倍位のバローレンズ※1」があれば、

かなり細かい模様まで撮れそう。接眼レンズ等の光学レンズを多く介さないで撮れる分

綺麗に撮れるかもという結果となりました。おしまい。

※1・・バローレンズ テレコンバーターと同様に、望遠鏡の接眼部(覗き窓)に付けて焦点距離

を伸ばす効果があります。例:5倍なら1500mm×5=7500mm となります。