おはようございます。
昨夜は、これまでに無い様な素晴らしい星空!!
でも撮影が出来ませぬ・・いつもの「嵐の様な風」が邪魔をいたします。
結局、車の陰に身を潜めカメラと三脚で「30秒露出固定撮影」をしてみました。
固定撮影=星が流れる・・常識なのですが
レンズの焦点距離により、昔ならフィルム上の光跡が「点(ちょとのびた)」に
なるギリギリタイムが示されておりました。
例えば・・50mm標準レンズ=天の赤道付近~14秒、北極星付近~79秒 とか
当然、焦点距離の長いレンズでは、星の動きが大きくなるので「短い時間」・・。
そして、その何もかも解決するために、地球の自転に合わせてカメラを動かす
「天体赤道儀」なるものが世にはあります。
高橋 TS式赤道儀 ※1
じゃーん!私の手元にもあるんですよ「赤道儀」・・でも使っていません。
理由は、① カメラが一台しかないから ② 赤道儀を駆動するモーターがないから
②は手で動かせば解決も、不足している「天頂プリズム」&「バローレンズ」が欲しい・・
①は、買わないと・・なので、机の引き出し入ったままの赤道儀。
まぁ、今は昔と違ってフィルム代が「ほぼ只」なので、好きなだけ撮れますし
大きな望遠鏡もあるし・・
そして、もう一つの解決法「コンポジット(画像合成)ソフト」もある。
短い露出の写真を沢山積み重ねて、まるで長い時間露出した様にする技術(ソフト)
時代は、星の写真を撮る人間にとって良い時代になったものだと・・
吹きすさぶ強風と木々の揺れる音の下で感じておりました。
※1・・高橋製作所 TS式40mm赤道儀
昭和の時代に購入したカメラを同架して天体写真を撮るための小型赤道儀。赤道儀
には北極星を回転軸に合わせるための極軸望遠鏡が内蔵され、モータードライブを
付けると自動で星を追尾してくれる優れもの・・現在、取り付け可能なモータード
ライブは 5万円程します(別の赤道儀がかえちゃう・・悩みの元)。