おばんでございます。
コアラの様にゆっくりとした動作で療養中です。
ギックリ君は、急に良くなる事もないので静かに耐えるだけ
さて太陽に接近中のラブジョイ彗星ですが
色々な方の写真をみると、日々尾っぽが変化しているようです。
長くなったり、薄くなったり、しっかり見えたりと・・
私も折角の機会なので
持ち合わせの機材を活かして、時間の許す限り撮っています。
先日、20日は初となる GINJI 150FN 600mm で撮りました。ご覧下さい
2014Q2 ラブジョイ(Lovejoy)彗星 01月20日18時16分 直焦点撮影
GINJI 150FN(15cm反射 F4.0)ISO3200 30秒 39枚彗星核基準合成 PENTAX K-01
※ GINJI を載せた壊れた赤道儀は、地球の自転を追いかける軸のモータは動きますが、南北方向のモーターはピクリともしません(落下事故の後遺症)。なので撮影する構図を決める際は苦労が付き物です。まず、双眼鏡でちらりと彗星の位置を確認し、手動で望遠鏡を適当に彗星に向けます・・そして、パシャット 10秒で 1枚撮り、彗星の頭の位置と尾の伸びている方向を確認します。それから尾が長くフレームに入るようにカメラを回転させ、更に望遠鏡を AY(エイヤー:適当に)法で手で動かし、何度も作業を繰り返しこの構図となりました。この時、望遠鏡には既に霜が着き、赤道儀も霜だらけ・・凍傷になりそうな手を酷使し、この一枚を撮りました。でも、頑張った甲斐がありました!淡い尾が幾筋ものびて風変わりな彗星の姿が撮れました。本来なら 2時間ほど間を空けて撮ると、尾の変化がわかると思うのですが、2時間経つと・・雪が落ちてきたので叶いません。そんな夜の一枚です。