nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

スカイウォッチャー DOB GOTO12 追尾精度

おばんでございます。

今夜遅くから、湿った雪が落ちてきそうです。

天気の回復は、28日午後・・

この夜は上弦を過ぎた、ちょっとダイエットが必要な「お月様」が夜空に

月が、姿を隠すのは午前 3時過ぎ

西に大きく傾く頃から、東の空にある天体が撮影できます。

ただ、その前に・・北海道は「冬の嵐(27日~28日朝まで)」!

特に太平洋側東部の内陸やオホーツク海側では、重たい雪が腰の高さ程積もりそう

交通機関の乱れや道路の通行止め・・交通障害は必至の予想

皆さん、最新の気象情報を見て下さいね。

f:id:nyancotan:20150226135043j:plain M57(こと座 惑星状星雲)

f:id:nyancotan:20150226135144j:plain 追尾状況(30秒間露出)

※ 私が天体写真を撮影するのに使っているスカイウォッチャー DOB GOTO12 ですが、追尾精度はこんな感じです。上の写真は、30秒露出を 6枚合成したもの・・その元となる画像が下の写真(バックが 1枚ものオリジナル)、下にM57部分を反転した画像を付けました。左は合成なし、右は合成後です。見て頂きたいのは1枚ものの星像、30秒間撮影してほぼ点です。経緯台で撮影したとは思えないほど点です。ちなみに30秒間で動く量は、バックに添付した青い写真の線分(明るい軌跡はベガ)だけ動きます。これを縦・横の微妙な動きを連動させ追尾しています。普段は15~20秒間の露出で撮影していますが、風が無く設置状況が良いとこんな精度が得られます。なので暗い銀河にも手が届くと云う訳です。ちなみに設置時の重要なポイントは「水平取り & アライメント」・・水平取り:参考に上の写真を撮った状況のまま朝まで放置し撮りました。

f:id:nyancotan:20150226084100j:plain レベルメーター(東西・南北を調整)

f:id:nyancotan:20150226084200j:plain 水平調整(短い脚が 3つ、布を挟みます)

f:id:nyancotan:20150226084500j:plain 今年の観測場所、雪は解けました!

私がこの望遠鏡を買ったのは一昨年、20万円弱の買い物でしたが大満足しています。