おばんでございます。
漸く、湿った雪が落ちてきました。
明日は吹雪き、そして明後日午後は晴れ間が広がる良い天気
ただ暗くなる頃には、次の低気圧・・・また近づきます。
春になってきたのか?ネコの目天気です。
さて昨夜の木星は、思いの他スッキリとした姿でした。
しっかり動画撮影を行いました。ちなみに撮影風景(拡大撮影)はこんな風です。
望遠鏡にカメラを付けた状態
カメラと望遠鏡の間(黒い筒)の中に接眼レンズが入っていて・・人が覗く代わりに、その像をカメラで動画撮影します。この時は、更に黒い筒とカメラの間に、2Xテレコンを入れてあります。で木星の場合は、自転が猛烈に早いので 2分で一つの動画として撮影、処理します。普通はカメラを直接望遠鏡に付けて写します(直焦点撮影)。
2014Q2 ラブジョイ(Lovejoy)彗星 02月28日17時48分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO3200 20秒 18コマ彗星核基準合成
15P フィンレー(Finlay)彗星 02月21日18時17分 機材同上 ISO3200 20秒 7枚合成
※ 昨夜、雲の隙間に姿を現したラブジョイ彗星です。撮影中は、西側にある工業団地の水銀灯が眩しく、写真がカブルのでダンボールを遮光用にもっています。なので光度の見積もりは撮影後・・ところが、雲がかぶり撮影を止めたので彗星は雲の向こう・・光度を見積もろうにも姿が見えません。。僅かな隙間から双眼鏡で覗き、漸くペルセウス座の 1番星(5.52等)と4番星が近い、1番がかなり近い・・ということで 5.5等としました。一筋縄ではいかぬ夜です。そして少し前のフィンレー彗星、こちらは写っているのがまったく判らない状況でした。自動導入の精度は確保したので写っているはず!と画像処理・・なんと真ん中にありました!?高度が上がってきて余裕で写る。なんて思っていたら、世の中甘いものなどありませんね。カメラは PENTAX K-01 です。