おばんでございます。
まずは天気、微妙な状態です・・『晴』うーん
丁度、彗星が見えるだろう西の方角に上層雲と呼ばれる雲が 4割ほど
少し厚く白く輝き、ほとんど停滞しているようです。
次に、障害となりそうなのは風・・こちらも「微妙」です。
先回(7/4 宵)、撮影した時よりも少し西風が強く残る気配です。
ただ、少なくとも低い雲(層雲や積雲)は、西の地平線にはありません。
しかも見通しも、かなり良い時と同じ位に感じます。
西に広がる石狩平野の向うには、積丹半島!?に連なる山並みも見えています。
あとは努力と運、先回の露出(ISO100 0.8秒)をヒントに
彗星の光が見えるまで、そして地平線に姿を消すまで撮り続けます。
本日、家から見て地平線に沈むのは「20時20分頃(仰角1度)」
C/2014 Q1 PANSTARRS(パンスターズ)彗星、写ってくれるでしょうか??
NGC7490(ペガスス座 棒渦巻銀河)06月22日01時13分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 23枚合成 PENTAX K-01
※ 6月の下旬、薄明の始まる空には秋の星座が輝いています。夏の星座は天頂を超えつつ季節の移ろいを感じさせます。今日夕方の空では、冬の星座 ぎょしゃ座の一等星カペラが夕焼けの中に輝いています。が緯度の高い北海道では、未明の空でもう一度輝きを見る事が出来ます・・少し不思議な感じです。この NGC7490 のあるペガスス座は、大きな翼を持つ純白の天馬。勇者ペルセウスが跨り天空を飛び、絶世の美女アンドロメダ姫を救う物語の名脇役です。星座の星もペガスス座の一部がアンドロメダ座に連なり、関係の深さを示しています。さて NGC7490 ですが、光度 13等級の棒渦巻銀河です。が、パッと見た目は、とても小さく見える風車の様な円形に輝いています。私の小さな望遠鏡では、まったく歯が立ちませんが「棒状構造」がきっとあるのです。