おばんでございます。
現状は全天のうち、雲は 2割ほど・・「晴れ」です。
風は、昨日に比べると弱い状態です。
が不思議なこともあるもので、西の地平線近く・・
今日も雲が見えています。
写せる可能性があれば、チャレンジするので明るい内に「お外にGO!」
ちなみに昨日は・・
夕空の上層雲の中に、ふたご座の β星(ポルックス)を見つけることが出来ました。
これで普通の星と彗星の二つのイメージの差が把握出来ました。
さて、今日こそ雲が切れて姿を現してくれるでしょうか?
結果は明日朝に・・
M17(いて座 散光星雲)06月19日22時23分 直焦点撮影
DOB GOTO12(30cm反射経緯台 自動追尾)ISO6400 20秒 18枚合成 PENTAX K-01
※ オメガ星雲と愛称のある比較的大きな星雲です。正直なところ、どう見るとギリシア文字の「Ω」に見えるのか不思議な感じです。オメガ星雲と呼ばれ始めたのは、それはそれは昔の事です。望遠鏡の巨大化が進む時代・・ガリレオが見ていた反射式望遠鏡の鏡の直径は 4cmでした。が時代を追ってどんどんと巨大化します。鏡やレンズを作るのも大変ならば、焦点距離が 10メートルを越える様な望遠鏡が作られ、望遠鏡を覗くために「はしご」を昇る時代が来ます。そんな時代に、この星雲を見てスケッチを残した方がおりました。そのスケッチを見て「うーん Ω の文字に見える、オメガ星雲と呼ぼう」 なんて言い始める訳です。そのスケッチを残された方、ルイス・スイフト(天文学者:米国)さん、時は 1885年のことでした。スイフトさんは、沢山の彗星を発見されたことでも有名な方です。