おはようございます。
これまでに無い、生暖かい風が吹く朝です。
日中は青空も広がるので暑い一日を予感させます。
少し風が強く吹いているので、活動停止に至るかは微妙な感じです。
先日まで、連日の星空に運良く出会えたものだから
撮りためた写真が、まだ 20件ほど処理が終わっていません
貯金箱も復活の夏です。
NGC6803（わし座 惑星状星雲）07月08日23時43分 直焦点撮影
DOB GOTO12（30cm反射経緯台 自動追尾）ISO6400 10秒 5枚合成 PENTAXK-01
※ 写真には小さな小さな惑星状星雲が写っています。さて見つかるでしょうか？？ただでさえ天の川の流れの中にあるので、大小様々な星が数え切れないほど。ところが写している当の本人は、簡単に見つけてしまいます。不思議でしょ・・。それには秘密があります。写す時は自動導入機能でフレームに入れます。望遠鏡におまかせなので、多分入っているだろうと導入精度を信じます。で実際は、導入直後は追尾精度が悪く、写すと星が流れてしまいます。そうすると、こんな写真が出来上がります。
自動導入後の一枚
さて、惑星状星雲は何処にあるでしょう？ヒントは「青い惑星の軌跡・・」見つかりましたか？写真中央、少し上のキラリとした青い軌跡。これが惑星状星雲が残した光跡です。と言う事で自動導入は、わずかに上側にずれた様です。でも直焦点撮影時の導入の精度としては十分だとわかります（注：アライメント、初期設定が大切です！）。こんな調子で次々と NGC天体を撮り続けています。さて処理を終えた写真（上）・・、オリジナルに比べると星雲の青い色が飛んで白く感じるのが少し残念です。全体も少し緑が強く感じるかもしれません。。（星雲は、中央の白く目立つ星から右下に少し離れた所、3つの星で小さく三角形をつくっている中の明るい星状の天体です）
