nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

C/2013 US10 カテリナ彗星(Catalina)  12月23日未明

おばんでございます。

少し早い更新です。この後 15時から町内会の集まりがありまして・・

未明の彗星の画像処理、終わることが出来ませんでした。

さて、続き・・

集まりは、思いの他早く終わり 16時過ぎに帰り、処理の続きを済ませました。

なので写真(上のみ)を差し替えました。

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 C/2013US10 カテリナ(Catalina)彗星 12月23日04時46分

 GINJI 150FN(15cm反射 F4.0)直焦点ISO6400 30秒 60枚彗星核基準合成

f:id:nyancotan:20151223142803j:plain 同 反転処理

※ 向かって右下に伸びているのがイオンテイル、左がダストテイルです。イオンの尾は途中からY字に枝分かれしています(反転画像参照)。一方のダストの尾は頭部から直線的に伸びておらず、カーブを描くように左へ。。そんな今朝は・・道内今期最低(マイナス21度)を富良野盆地で観測した位なので、寒かったのは当然ですが、風が弱く、ぬいぐるみの様に着膨れした私には届きません。ただ服の中と外とは大違いで、自動導入機能の無い望遠鏡(赤道儀)で彗星をフレームに入れるのは結構大変。まずファインダーに霜の幕が出来、見えません、布でこしこし。。彗星は、その前に双眼鏡で見つけていたのであっさりとファインダー内へ、ただ赤道儀の位置決めのロックキーと望遠鏡そのものは、マイナス10℃の物体。手袋をすると上手く操作できず、手袋を脱ぎます。即座に刺さる空気と鉄の冷たさ、あっという間に感覚を失う指先、もう力が入っているのかさえ???そうこうしていると、またファインダーが霜で・・・。おまけを言うとピンと合わせ。。うしかい座の一等星で合わせようと望遠鏡を操作、これも同様・・氷以上に冷たい物体を素手で、一枚の写真を撮るために・・あーしんど、まぁ好きでやっているので、それも良い思い出になります。。(17時:写真差し替え & 修文)