おはようございます。
昨夜は思いのほか早く、天気が回復したので喜んでいたのですが
一番やっかいな「地上の雲」・・ボワッと「霧」が発生してしまいました。。
月が沈む、午前 1時頃からは、すっかり霧に包まれ万事休す
普段は天空の雲に悩まされ、晴れると地上の雲にいじめられ。。
どうにもならぬ 2016年1月です。そして今夜からは、大雪と吹雪き・・
北海道東部では、視界ゼロ!車のハンドルも真っ直ぐ保てない猛烈なブリザード
どうか明日まで、戸外の行動は避けるように願います。
命が失われる恐れがあります。
331P 池谷・村上 周期彗星
2016年01月17日20時25分 検出ならず by DOB GOTO12 ISO3200 20"x24 直焦点
※ 2010年に池谷さん、村上さんが発見された彗星、今年3月に再び太陽に接近する予想となっていました。が、明るくなるはずの時期を過ぎても、なかなか再発見されません。周期彗星は、発見時に軌道が求まり・・太陽を回る彗星とわかっても、再び戻って来た事が確認されないと「周期彗星」とはなりません。もしかすると、二度と発見されぬままの場合もあるので・・。その憂き目に遭うかに思われた 2010V1 池谷・村上彗星でしたが、去る 01月01日に、あの夥しい数の彗星を発見している Pan-STARRS(地球接近の小惑星を探索しているシステム)によって、19等という明るさで発見されました。2010年に彗星が発見された時のようにバーストを起して、世界の誰かが発見!そんな出来事を待っていましたが、少し違いました。発見された彗星は核が分裂し、今は 3個並んで輝いています。私も、もしかすると写るかな?と思い、昨夜撮影してみましたが月光の中の18等星は・・・闇夜でも限界なので、はやり無理でした。でも写真の赤破線〇の中に戻ってきた彗星があります。小惑星の位置を検索するデータベースにも登録されていました。私が撮影したタイミングの 331P 池谷・村上彗星の位置です
P/2010 V1 (Ikeya-Mur 09 10 04.5 +36 51 01 0.9E 1.0N 12- 4+ cmt (r = 1.67 AU)
P/2010 V1-B (Ikeya-M 09 10 13.4 +36 50 14 2.7E 0.2N 12- 4+ cmt (r = 1.67 AU)
池谷様、村上様、2010年に発見した彗星が再検出されおめでとうございます。