nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

太陽に最接近 ヘールボップ彗星 in 釧路 1997

おばんでございます。

昼間は上空の谷が近づく中で、雪雲が北へシフトし晴れました。

が、お約束の通り、谷が通過した午後に入り・・雪雲が南下。。。雪です。

そして悲しいかな。。明日は終日「雪」です。除雪です。そして早、2月に入ります。

残念な 1月を振り返ると・・まともに晴れたのは 1夜、ただし満月近し

撮影できた時間を数えると、13時間ほど・・

一年で一番夜が長い季節なのに、一年で一番家の中に居た月となりました。

さぁ!迎える 2月、がらっと雰囲気が変わることを願います。

ちなみに当たらないで欲しい、天気の予想・・

2月9日まで、晴れる夜はありません。

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        ヘールボップ彗星 1997年4月1日夕刻 in 釧路

  smcPENTAX 135mm F2.5 PENTAX MX on タカハシH型赤道儀 一応追尾撮影

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            50mm 標準レンズによる撮影

※ この日、太陽に最も接近した彗星の姿です。このあと次第に太陽から離れ、この彗星は二度と戻らぬ旅にでます。本当の一期一会です。この様な彗星は、広大な宇宙を人類創生のずっと前から一人旅を続けていて、ある日・・太陽の力につかまり太陽を目指して、太陽系の中へ入ってきます。ただし軌道が双曲線だと、太陽に接近した後・・再び別の太陽系につかまる日を待ちながら、また果てしない旅に出ることになります。太陽の様な星の傍に近づかないと・・黒い雪だるま(かなり崩れやすい岩)のまま、自ら輝く事もないので。。もし将来、宇宙船で傍を通り過ぎても、目では見えないかもしれません。その位・・普段は、暗く冷たく、静かな天体です。なので、たまに太陽に近づいては姿を豹変させ、その太陽系の人々を驚かせているのでしょう。私もそんな一人です。