nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

雪の止み間に カテリナ彗星 by 135mm

おはようございます。

ドンヨリ、そして雪がちらつく朝を迎えています。

本当に晴れるのか?疑ってしまいますが・・何事も前向きに

スキー場のナトリウム灯が消える 21時から、薄雲が厚くなる午前 3時まで

たった 6時間ですが、余り他所見をせずに頑張ります。

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          C/2013 US10 カテリナ(Catalina)彗星 02月10日21時29分 固定撮影

    smc PENTAX 135mm F2.5 → F5.6 ISO12800 10秒 15枚合成 PENTAX K-01

※ 昨夜は、雪雲が通ると・・雪、当たり前ですね。ところが通り過ぎると晴れ、しかも10分位は晴れる時間もあって、なんとも歯がゆい天気。。ドブソニアンを出すには無理があるし・・そこで考えたのが、三脚にカメラで固定撮影。GINJI 150FN を載せていた、壊れた赤道儀が本当にうんともすんとも動かなくなったので、GINJI での追尾撮影は無理、なので・・究極の超高感度、短時間撮影を決行!感度はなんと ISO12800 、露出時間は10秒。丁度、彗星が北極星の近くで動き(地球の自転による日周運動)が遅く、10秒でも星が点に写ります。レンズは 135mm ですが、カメラのセンサーがフルサイズではないので、実質1.5倍ほどの200mm相当。で出来上がった写真が上、一応、尾を引く姿を捉えているようです。実は、135mmと云えども簡単にフレームに入ってくれませんでした。一度撮影して、家に帰り・・何所を撮ったのか確認、彗星を写すためにどちらにカメラの向きを修正すれば良いか頭に入れて、再度出動・・さっきまで晴れていた外は、雪・・。待ちます。。待ちます。。晴れてきました!で再挑戦、おぉ!彗星らしき姿(滲んだ大きめの星)を発見、中央に入るように修正を重ね。。まぁそんな感じです。という事で、三脚と少し長いレンズがあれば彗星は写ります。あなたもチャレンジしてみてはいかがでしょう。ちなみに、この写真を撮影した時は消灯していたスキー場の照明・・こんな感じです(135mmトリミンクグ無)。

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三井グリーンランド、他に萩の山スキー場、夕張マウントレースイスキー場、遠くは手稲山スキー場も、暗い世(夜)空を明るく照らしています。注:写真の中空に浮かんでいるのは UFO かも?なんて、レンズのゴーストです。