昨日は予想外に上空の寒気の影響を受けてしまいました。ふぅ~
午後に沸いた雨雲が、運悪く私が住む地域の上空を次から次へと通る羽目に
雲の周りを見ると、青空なのに上空だけ・・。
そんな雲も夕方には弱まり。。さぁ天体教室開始!ところが、晴れてくれません。。。
漸く、雲に隙間が出来始めたのが、午後 7時半頃。教室終了の 30分ほど前
撮影の対象を「月」のコリメートに想定していたので、雲間、雲間の月から始まり
最後は快晴で星景写真まで・・終了したのは予定を 30分近くオーバーした午後 8時半。
昨年(雨でした)参加された方も複数名おり、今年は写真を手に帰宅されました。
中には一眼レフカメラに魚眼レンズを持ち込み、星が光跡を引く写真を希望する方も。
実際にカメラを星空に向けながら試行、そして画像処理ソフトをお持ちの方も・・。
絞りとは?から比較明合成、高感度時のノイズまで、質問も多様 & 積極的でした。
何より、最後は星空の下で終了することが出来、本当に良かったです。
皆様、そしてお月様、ありがとうございました。
NGC821 おひつじ座 楕円銀河:E 10.8等 08月06日01時51分 ISO6400 15秒 13枚合成
金色の羊毛に覆われた「ひつじ」、その右前脚に輝く明るい銀河です。楕円銀河ですが、中心部の輝きが突出しているので望遠鏡でみると、ぼんやりとした銀河の拡がりはよく見えず、普通の星に近いイメージで小さく見えるとありました。銀河は、写真と目で見た印象は随分違うことが多いのですが、この銀河にも当てはまるようです。
※ 経緯台の追尾精度に関する記事を求めておられる方は、左の検索欄に「追尾精度」と入力して検索すると、幾つか記事が出てきます。ただし、スカイウォッチャー DOB GOTO12(私の手元の機材のみ)に関するものですのでご了承下さい。
※ DSS による画像処理方法は、こちらの記事を参照下さい。nyancotan といっしょ! DSS 画像処理 - nyancotan's diary