nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

タカハシ MT160 30年ぶりに写した明るい天体

昨日午後から次第に細かな雪がちらつき、北風も強まりました。

寝ている間もトタンを切る風の音が、びゅーびゅー。で、如何ほどの吹き溜まりが・・

玄関の戸をあけ、明るくなった外を見ると、これが案外可愛い

そして今は風もなく、一旦快晴に近い空!ただ青空は続く訳でもなく

今、札幌方面に流れ込んでいる雪雲が、昼前には矛先をこちらに変える。。

明日未明まで曇り時々雪、明後日は曇りのち雪、あぁー逃げる 2月終わりそうです。

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  M42 オリオン座 散光星雲 02月19日18時24分 MT160+レデューサー on TS90型赤道儀

普段、使っているドブソニアンは 42.000余りの天体がコントローラーに登録されていて、リクエストをするとあっさり導入してくれるが、30年前の機材にそんなものはない。なので・・まずは目で見える天体を写しました。すっかり撮り頃を過ぎたオリオン大星雲です。で入院中の車の中にパーティノフディスクを入れたままだったので、ピント合わせに苦労。。カメラのファインダーで拡大しても???この写真もわずかに合っていません。それでも、こんな具合に仕上がったので初動としては期待通りかな。ちなみに中心部分にトラペジウムという 4重星がありますが、普通に撮ると・・こうなります。

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    M42 機材同上 ISO3200 30秒 合成なし、同 ISO800 20秒 合成なし

ISO3200 30秒でも中心部はすっかり露出オーバーで真っ白、上の写真では ISO6400 30秒の画像も合成に用いているので、当然普通は吹っ飛びます。が・・ISO800 の画像では重星が見えていますので、なので両方の良いとこ取りで合成。。すると中心部の中にトラペジウムの浮かんだ写真に仕上がります。色々試した結果、どうも淡い部分を活かすためには、感度を下げたものの枚数を少なく合成するほうが得策だと気が付きました。ま、そんな感じで・・二十歳の頃に大金をはたいて買った望遠鏡、まだまだ現役で活躍できそうです。ついでにドブソニアンで写した M42 もUP。。

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   M42 01月20日18時30分 DOB GOTO12 直焦点 ISO1600~6400 57枚合成