昨日は午前の雨雲も次第に消散し、夕方からは上層の薄い雲
星を撮るには辛い状況でしたが、テスト撮影なので、問題なし。。
一昨日、極軸望遠鏡で据え付けた赤道儀、EM-400 & 自動導入もできるソフトをテスト
まずは観測環境から
西側の防風板を倒した状態・・まぁ倒さなくても、東西共に地平線まで撮影が可能
外観(西側から)・ピラーはわずかに南側にシフトして設置。防風板を倒した状態で撮影
月(08月27日18時40分)の方位角 225度・仰角23.6度、余裕で撮影できます。
月(月齢 5.6日) 08月27日18時40分 MT160 + コマコレクター 1330mm F8.3 ISO800 1/80秒
さて・・この機器設定で写した M13 がこちら
M13 ヘルクレス座 球状星団 08月27日19時57分 ISO6400 30秒 23枚合成
これに EM-400 に搭載する C-14(レデューサー付)焦点距離 約 2400mmで写すとすると
M13 上記設定に更に 2Xテレコン を付加して、焦点距離 2660mm で撮影(30秒x22枚)
まぁ追尾には問題ないらしい、極軸合わせは案外と正確な様子。で、テストを終えて分かったこと・・自動導入は同期を取った天体から10度以内なら、ほぼ視野の中心に入ることが可能。同期を取った天体から大きく離れた天体を一気に導入しようとすると視野に入らない可能性もある(望遠鏡が西から東へシフトする時)。ちなみに 1330mm でアルタイルで同期をとったあとに M13 を一気に導入しようとした結果がこちら
一気に導入は無理・・の巻き。2660mmならば、全く使えず。。
と言うことで、ビットランの方が言っていたように・・視野が狭いので、まず近くの天体を導入して写す工夫が必要。。の意味がわかりました。そのビットラン社の冷却CCDカメラ到着です。
冷却CCDカメラ BJ-52L モノクロ仕様
これを 2x2 ビニングで使うことで推奨してくれました。マニュアルが案外と厚い。。
そんな一日の夕暮れ、西から来る上層雲が右手に見えています。晴れぬ。。