nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

MT160 復活 Part Ⅰ・・回顧録 ③

テレビでも取り上げられている上空の寒冷渦、まさに通過中です。

降る雨も、ひんやりを通り越して、肌に刺さるような冷たい雨となっています。

寒冷渦の動きは緩慢で、天気の回復もゆっくり

しかも、6日~7日には次の低気圧が通過します。何より・・予想資料が当たれば

今回の寒冷渦よりも強力な渦が、9日頃に上空へやってきます。

今の予想の通りだと、今度は平地でも北海道は雪が降る恐れも!!

さぁ、どうなるのでしょうか?

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    M04 05月18日23時19分 ISO6400 30秒 35枚合成 by MT160+コレクター

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     M12 04月23日23時52分 ISO6400 30秒 24枚合成 by MT160+レデューサー

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                         M13 04月07日23時11分 ISO6400 30秒 26枚合成 by MT160

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 NGC869 & NGC884 08月19日23時00分 ISO6400 30秒 24枚合成 by MT160+レデューサー

約 30年前に購入したタカハシ MT160 & TS90型赤道儀、友人へ貸し出していましたが、一昨年手元に戻ってきました。口径は 160mm、焦点距離はオリジナルで 1000mm丁度。レデューサーを付けると 776mm(F4.8)に、コレクターを付けると 1330mm(F8.3)に変わります。追尾させるのは一緒に購入した HD4モータードライブ、電源は単一電池 4本です。稼動するのはもちろん追尾の精度も十分です。まぁ極軸望遠鏡を内蔵しているのですが、そこに描かれたセット用の円形目盛りが過去のものとなっていて、購入した時代よりも北極星が「天の北極」に近づいていて、見えない目盛りを想像しながら合わせる必要があります。もう一つは・・その頃は自動導入機能を持った赤道儀なんて目玉が飛び出る値段の時代だったので、当然ですが、まず明るい星を視野中心に導入して、その星の時角から目的の天体へ目盛環を利用して導入する。そんな手間がかかります。私が子供の頃には、皆さんが行っていた手動導入というやつです。でも、目的の天体が視野に入ると、それはそれで楽しいです。