nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

高速移動天体・・回顧録 ⑤

今朝は雨上がり、満開を過ぎた蝦夷山桜が枝を揺らすたびに雪が舞う様に。。

空には雲が浮かんでいるものの、青空が優勢

ただ、この程度では撮影は無理、今夜遅くにかけて雲が減る予想

さて、久々に観測小屋のルーフを開けることが叶うのか?

5月に入り続いていた雨・曇りの傾向からは脱した感もあるが、今度は朝晩 St

期待の晴れ間(星空)は、10日夜。

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   オシリス・レックスの光跡 09月22日観測 C14+レデューサー 7枚合成

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  天宮 1号 大気圏突入 5時間前の光跡 04月02日04時19分 固定撮影 トリミング

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 国際宇宙ステーション DOB GOTO12 手動追尾 1500mm直焦点 200%拡大トリミング

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      ふたご座流星群 母天体 ファエトンの光跡 C14+レデューサー

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      火球 10月18日23時25分 固定撮影 27mm相当 固定撮影

地球に近づいた人工衛星や天体を集めてみました。我ながら変わり者を多く捉えています。一番上は、アメリカ版はやぶさと呼ばれている小惑星探査衛星・・本家、日本のはやぶさ2号は、あと2ヶ月もせずに目標の「りゅうぐう」へ到着の予定。今度こそ星の欠片を持ち帰ることが出来るのか、その頃はニュースでも取り上げられる話題でしょう。次は、つい先日の様な気がする中国の宇宙ステーション実験機、大気圏突入直前の光跡・・恐らくこの一枚が地球上から撮影された最後の姿かもしれません(アマチュアで)。次は、誰しもが運が良ければ、肉眼でも見つけることの ISS国際宇宙ステーション)、今は日本の金井宣茂さんが宇宙飛行士として乗り込み活躍されています。そして、焦点距離 2463mm の C14+レデューサー のフレーム内で移動が確認できた小惑星ファエトン。ふたご座流星群の母天体といわれる天体で、そのふたご座群が活発に・・と思ったら毎日曇天 & 雪で、肝心の流星群は雲の上。。そんな流星群を追って新たに購入した ズームレンズ(18mm~135mm)で写せた火球クラスの流星、固定撮影で合成処理なし・・それでカペラ(左上)やアルデバラン(中央右)を遥かに凌駕する明るさは、かなりの大物!経路も左上の「ぎょしゃ座」と比べれば、その長大さがわかります。さて次は・・。