昨夜通過した気圧の谷、ほとんど雨を落とさずに去ってゆきました。
今日は日中晴れますが、夜には上空の湿りを伴った寒気が流入、明日も不安定な天気
月もどんどん太ってくるし、夜明けの彗星 2016M1 PANSTARRS も
天球上を南へ駆けるように動き始めていて、北海道から撮影できるチャンスは残りわずか
昨日未明に撮影できた姿は、かなり明るくなっているものの
長大な尾はなく、以前の姿を大きくした感じ
太陽に最も接近するのは、今年 8月10日・・
ただ、その距離は地球と太陽の平均距離の 2.2倍ほどとやや遠い
バーストでも起こらない限り、大化けする可能性は小さいのかもしれない
ただいま、いて座の北部から南へ南下中！
超新星 2017eaw in NGC6946 05月21日23時40分 （縦横赤線の交点に超新星）
同 オリジナルを20%に縮小処理 ISO6400 30秒 17枚合成 C14+ﾚﾃﾞｭｰｻｰ（上はﾋﾟｸｾﾙ等倍）
2017年5月14日にアメリカの Patrick Wiggins さんによって発見された SN 2017eaw ですが、流石に発見から一年を経て写らないだろうと思っていたら、オリジナルでは認めるのが厳しいものの、合成処理を行うと微かではありますがしっかり輝いておりました。周りの恒星の写り具合などから 18等級後半としてみましたが、調べてみると・・最近では名寄にお住まいの佐野さんが、5月20日に 17.4等と観測報告をされていていました。私の見積もりは少し暗すぎたかもしれません。それでも「写る」ということは間違いないようです。北海道からは、これから撮影しやすい時期に入ってきます。また条件の良い月のいない夜に撮ってみようと思います。
