nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

MAXI J1820+070 の輝き

昨日は晴れたり、雨が降ったり・・午後には雹が混じり雷鳴も

それでも天気は回復傾向、今夜から明日は月夜ですが晴れる予定です。

ただ、雷を鳴らした上空の強い寒気の影響で明日朝は「霜」の可能性が大!!

先回は結局降りなかった霜、今回ばかりは厳しい状況です。

畑のトンネルに新聞紙を拡げて、寒冷紗と呼ばれる網で覆いたいと思います。

恐らく今回が今期最後の霜、たった一度の手間を抜いて

育ち始めた野菜の苗を台無しには出来ません。

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   MAXI J1820+070 05月22日23時57分 ISO6400 30秒 13枚合成 C14+レデューサー

ブラックホールと連星系をなしているといわれる MAXI J1820+070 の輝きですが、先回(3/26:右上)よりも暗くなっていましたが、まだまだ私の機材でも写る範疇にありました。世界の目が向けられている、この天体から、どんな発見や新たな理論が生まれるのでしょうか。最近では、我が銀河系の中心部には 1万個以上ものブラックホールがあるらしい。と研究結果が発表されています。少し前までは、巨大なブラックホールが・・とされていたので、そんな所にも観測機器の性能向上や新たな理論が活用されているのでしょう。月に一度届く冊子では、アルマ望遠鏡電波望遠鏡)で観測・解析されたベテルギウスやアンタレスが、変形した球形で、表面の温度(放射)にも大きな斑があることが発表されています。私が子供の頃は・・惑星は近いので望遠鏡でみると大きく見えるけど、普通の星は限りなく遠くにあるので、いくら大きな望遠鏡を使っても丸くは見えない。なんて本に書いてあったのを思い出します。技術の進歩は素晴らしいですね。

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              夕景 05月25日18時55分