生きている内に発表されることはない、そう思っていた「特別警報」
西日本の広い範囲に発表中です。それも仕方がないところ・・
尋常ではない雨が降り始めて、既に 3日が経過しています。。
山々の地盤は緩み、川は激しい雨を集め氾濫・暴走しています。
気になるのが・・気象庁の「危険な場所には近づかない」という言葉
正しく伝えるには「危険な場所から離れて下さい」でしょう
川や山の傍は「危険な場所」、そこに住む方は、自分の家が危険な場所とは思いません。
だから自分の家を離れない。
大小に関わらず川の傍、首を上げないと裏山の頂がみえない所は全て危険箇所
だからこそ、私が伝えるのは「川から離れ・山から離れ」となる。
既に危険な箇所に住んでいることを理解させないと。。
NGC7223 とかげ座 棒渦巻銀河:SBc 13.0等 06月22日23時51分 C14+レデューサー
天空にいる変わり者・・といえば、とかげ・はえ・つる・とびうお(座)なんていう動物などが描かれています。余り聞かない星座の多くは、南半球で見られる星座。何故かというと、歴史が浅い。。元々天球上の明るい星は、暦や農作物の管理に利用することが多く・・この星が明け方に見え始めたから麦の刈り取りを始めよう、とか、この星が見え始めると洪水が発生する頃だから収穫を早めようと判断したり。。そんな中で、もう一つ利用法、明るい星を頼りに大海原を航海もした。教科書にも載っているマゼランなどは南半球の海を航海して、その際に明るい星を見つけたり、星座を作ってみたり・・そして作られた星座が時代の中で変遷し、現代でも幾つか残っています。北半球で見える星座の様に神話によらない星座が多いのはそのためです。さて・・諸悪の根源
これは気象庁のHPより拝借した気象衛星ひまわりの画像(7月6日17時40分)・・詳しくは「水蒸気画像」といって、上空から地表までの水蒸気量を積算して画像にしたもの。白く輝く所は水蒸気が多く、黒くみえるところは逆に乾燥していることを示すものです。注目すべきは朝鮮半島付近にみえる黒い渦を巻いたような箇所、実はここに寒気を伴う上空の渦が存在しています。その南や南東象限は、南から流入する湿った空気と接していて大気の状態が非常に不安定な領域となっています。上空の寒気渦は極ゆっくりと東に動いているので、この不安定な領域の動きも極ゆっくり(ほとんど停滞しているように・・)。残念ながら、ここに九州から本州・四国地方があります。この上空の寒気渦が昇温して衰弱するか、東へ動いて不安定な領域を変化させるか、その二つしか環境を変える術はありません。動かない限り同じような場所で雷雲が発生し続けます。裏を返すと・・気象の知識がある方ならば「尋常ではない現象が続く」ことは、少なくとも前日以前に推測できる。そんな悲しい現実があります。だから「逃げろ!」というのです。
夕景 07月06日19時10分・・久々に地平線に日が沈みました。
多くの不明者が無事に見つかることを願っております。個人的には、非常に悔しい思いです。