昨夜は待ちに待った火星大接近!をみる、岩見沢郷土科学館の天体教室でした。
当初から雨の心配はないものの、晴れるか?そんな夜
来客前に 4台の望遠鏡をセットし、18時過ぎには雲と地平線の隙間に「金星」をみつけ
「どこにあるの?」と質問を受けるほどの雲の中に、半月型のキラリ金星を。
月すら見えぬ雲の多さに・・一旦、学習室でお勉強。
19時過ぎから、どうにか月が輝く空に木星、期待の火星、天頂に輝く夏の大三角を
初のレーザービームが空に光跡を描いて、皆さんにみてもらいました。
で・・・恐らく、火星以上に見てみたいと思っていた一番人気「土星」だけが駄目。。
次回 9月29日に夕方の空で、また皆様をお待ちしています。と。。
さて晴れるかな?次は月のない夜になります。
SN 2018enb in NGC7101 & SN 2018ebs in NGC7100 08月18日21時27分 撮影
同 C14+レデューサー(焦点距離 2463mm)オリジナル領域
山形県にお住まいの板垣公一さんが、8月2日夜にペガスス(座)の鼻面あたりに輝く小さな銀河に 16等級で発見された超新星です。発見おめでとうございます。超新星はというと・・発見から半月余りの時を経て、どうやら暗くなっているようです。反転した上の写真、銀河の周囲に輝く小さな星が、およそ 16等級。超新星は、それよりも微かな姿で暗いことがわかります。実は、この一枚には別の銀河に現れた超新星も写り込んでいて、とても貴重な一枚となっています。昔・昔、テレビで聞いた一粒で二度美味しい。みたいな感じです。それにしても板垣さんは、変わらず鉄人です。凄い!
※ 銀河の表記は、アストロアーツにそろえました。