昨日は、時雨の一日。晴れ間もありましたが、雲が通ると雨・・。
夕空に一時、晴れ間が覗いたので「上弦の月」をとも思いましたが、レーダーをちらり
飛び飛びに雨雲が列をなしていて、こちらに向かっています。
観測小屋に設置している望遠鏡 C14 ならば、準備から撮影まで約 10分
それでもハイリスクローリーターン・・一歩間違うと
ハイリスクノーリターンの可能性も。。
空港を飛び立った飛行機なら、ノーリターンポイントのコールを聞けば一安心ですが
同じノーリターンでも、こちらは安心できない状況。。
どうせ、明日(18日)から晴れるし・・見たくなくても目に入る「お月様」
今日のところは諦めました。
NGC7742 ペガスス座 渦巻銀河:Sb 11.5等 10月03月20時24分 ISO6400 30秒 19枚合成
同 反転・ピクセル等倍 50%縮小 トリミング処理
銀河の円盤部分にぽちっと星が一つ写り込んでいます。まぁ誰が写しても、ここに輝いています。さて綺麗な円形に輝く銀河ですが、流石に小さくて取り巻く腕の様子を見て取ることは困難な状況です。ハッブル宇宙望遠鏡クラスなら、綺麗に腕が写りますが、私の機材では、楕円銀河にも似た姿です。それでも反転した画像をよく見ると・・明度の違う円盤が二重構造以上にある様子がわかります。大望遠鏡で写した画像と比べると・・丁度、円盤の階層に相当している様にもみえます。まぁ、その程度に写るということでしょうか。。
夕景 10月17日16時37分 ・・B級ホラー映画の様な雰囲気も。。