nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

月夜にMT160 で、プチ・メシエマラソン ①

今朝は晴れ、昼前後に上空の寒気谷が通過して一時雨。

その後は、徐々に寒気が強まり、明日の冷たい雨へとつながる。

猛烈な台風第 26号はフィリピンへ向かったが、やはり人的災害が発生

どこへいっても厄介者の台風、今年は、これで最後だと願うのみ。

平成 30年の日本列島は、いつにも増して自然災害の多い年となってしまった。

残る 2ヶ月、穏やかに過ぎることを願う。

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   M30 やぎ座 球状星団 7.5等 10月22日18時54分 MT160+コレクター ISO3200 30秒 17枚合成

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     M02 みずがめ座 球状星団 6.5等 同日19時17分 ISO3200 30秒 20枚合成

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               M15 ペガスス座 球状星団 6.4等 同日19時41分 ISO3200 30秒 19枚合成

青空に見える月夜、暗い星のまったく見えない状況で撮るもの・・負けずに明るく輝くメシエ天体。火星の動画を写した後に、近くの天体からスタートして天球上を北へ順に進んで行きました。自動導入機能のある赤道儀などなら容易い撮影も、30年以上も昔の・・カメラで云うところのマニュアル機。TS90型赤道儀には明るい星から暗い天体を導入するための目盛環があるのみ。小さなファインダーで明るい星を頼りに近くまで行って、そこからは北へ○度、東へ○分・・みたいな作業です。そんな作業も大して寒くもない夜なら苦労もありません。これが真冬なら指先がかじかむ & ファインダーの接岸レンズが自分の目から蒸発する水分で霜に覆われる。。私が子供の頃に天文雑誌などを賑わしていた天体写真は、そんな苦労の末にあった一枚。撮られた方々の苦労が偲ばれます。