今朝は昨日夜と打って変わって、草木の葉がぴくりともしない静穏 & 快晴!
昨日の風は何だったんだ・・ってくらい、静かな朝です。
周囲では、田植えを終えた家も出てきていて、田植えのピークを過ぎつつあります。
天気予報の最高気温も私の予想も、真夏日を週末に予想しているのですが
根付きの良い年となりそうで、豊作へ一歩近づいたかもしれません。
私の方は今日・明日は風が強く自粛、明後日(26日)夜に活動できるかという感じです。
さて風の強い中で MT160 で撮影した超新星が現れた銀河
NGC5353 ほか 05月22日20時54分 ISO6400 30秒 28枚合成 MT160+コレクター on TS90
同 ピクセル等倍を50%縮小してトリミング(上は焦点距離 1330mm オリジナル領域)
風速は 6~9m/s と C14 を運用するのは逆立ちしても無理・・ということで、惑星撮影用にセットした MT160 で撮影をしました。MT160 自身も30年以上前に購入した古い機材ですが、それを搭載している TS90 型赤道儀も同様。。現代の赤道儀とは隔世の感のある旧式、当然、自動導入機能なんという機能はありません。この夜は、北斗七星の柄の端にある「おおぐま座η(1.8等)」からの導入、この星をフレームの中心に入れて、赤道儀の赤経・赤緯軸についている目盛環を使い、赤緯を南へ9度、赤経を東へ8分動かします。パチリ!おっ入った~、みたいな。。こんな天体も導入できるなら、どんな天体もいけそう!!と撮影後に M100(こちらも超新星が発現中)を・・これが、しし座のデネボラから導入も、失敗・失敗・失敗、あ~月が出てきちゃった。。さて SN2019ein ですが、先回よりも明るく感じたのは間違いでした、今回の光度は 14.2等、むしろ暗くなっています(というか先回が明るく見積もり過ぎたのかもしれません)。1300mmほどで、オリジナルでも優に存在は示せますので、もっと焦点距離の短い光学系でも写せそうですね。ちなみに上の写真・・左端に NGC5371という銀河も写り込んでいます。フレームの作り方で、オレンジの星もアクセントになってもっと賑やかな一枚になりそうです。 ※ 風の影響で像がのびのびになっています。
夕景 05月23日18時46分 ・・昨日も雲の中に消えてゆきました。
木星と四大衛星・・強風の中で撮影出来たのはこれだけ。。残念