nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

HCG44C NGC3185 しし座 & ブラックホール

今朝(昨夜)は、今季初の「しぐれ」・・寒気の流入による積雲が湧きました。

さて郷土科学館の天体教室はというと、これがミラクル!

雲の流れが運よく、なんと夏の大三角も、土星木星もみることが出来ました。

仕上げにメシエ13、11、アルビレオも見てもらい

望遠鏡の中にみえる「星」の多さに、皆さん驚かれていました。

私が驚いたのは、アルマ望遠鏡ハッブル宇宙望遠鏡ブラックホールの発見、etc

とても知識豊富な方がいたこと。。

その方の質問・・① アインシュタインが何故ブラックホールを予言できたのか?

        ② ブラックホールの中に入ると、何が見えるのか?

皆さん、答えられますか?私も冷や汗!?それにしても晴れてくれてありがとう。

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 NGC3185 しし座 棒渦巻銀河:SBa 12.2等 03月02日22時21分 ISO6400 30秒 16枚合成

中央に写ってるのが NGC3185、棒渦巻銀河らしい姿で、腕の振りが整っています。左上に離れて写っているのは NGC3190 、これらは宇宙空間で狭い領域に一緒に浮かんでいる小集団です。ヒックス・コンパクトグループでは HCG44 と名付けられています。獅子の首元に輝いていて、この NGC3185 の中心には超巨大なブラックホールが存在しているといわれています。いまどきは、銀河の中心にブラックホールはつき物ですが、その昔は、え~ブラックホール。。吸い込まれたらどうしよう?なんて悩んだものです。。でも「見えないのに見える」って、言葉としては、なぞなぞみたいで不思議ですね。