今朝は雨上がり、まだ空は低い雲に覆われています。
昨日記した AT2019osy(発見時光度 0.6等)は、数時間後、23.5等よりも・・
と修正されていました。残念!
さて、しばらく前に書いた、銀河系の伴銀河でもある IC1613 に現れた超新星候補
風の吹く中、衝立を風上に持ち、写せるなら。と頑張ってみました。
AT2019nmc in IC1613 くじら座 08月28日00時10分 ISO6400 30秒 21枚合成 反転処理等
同 C14+レデューサー(焦点距離 2463mm)オリジナル領域 上:ピクセル等倍を50%縮小トリミング
元々、ガスなのか星なのか?姿が怪しい天体なのですが・・発見された領域には、それらしい姿は見つかりませんでした。一応、19等位までの恒星は識別できるので、少なくとも発見時の光度(18.3等)よりも明るくなっている。という事実はないようです。発見から既に半月近くが経っても、スペクトルの観測結果も得られていないようですし、正体は何だったのでしょうね。。
木星 08月27日19時00分 Gain23 50fps 1/50秒 1400コマ合成 MT160+コレクター & NexImage5
土星 08月27日19時23分 Gain28 50fps 1/30秒 2000コマ合成 機材同上
ということで、27日夜は予定通り晴れました。が、夜明けのオリオンを待たずに曇り空へ。。風も吹いていたので惑星は ドブソニアンを諦め、他の天体も C14 を諦め IC1613 以外は MT160 で写すことにしました。惑星は、本体も輪も「ぶよぶよ」した、かなり悪い状態でした。そんな中で写した動画でしたが処理ソフトの力は凄いものです。なんとなく「らしく」仕上がっています。さて、次の星空はいつに・・。