nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

260P McNaught 彗星 10/15 宵

今朝は弱い気圧の谷が通過中?遠くの雲に、落ちる雨が引く雲が垂れています。

吹く風は冷たく、すっかり秋の気配です。

昨日朝にみることが出来なかった望岳台の景色、昼前には雲も晴れ真っ白な山肌が

標高の高い所から順に「雪」が降りてくるようです。

平野部でも雪が、そろそろかもしれません。

なんて、北海道地方には異常天候早期警戒情報が・・21日頃から平年よりも暖かいと。

暖かい・寒いがテレビで報じられるのは平和の証拠、でも今回は厳しいですね。

天気が崩れ始めると、飛べるヘリの数が圧倒的に減ってしまいます。

孤立している地域もあるようですし、天気の良いうちに食料などの搬入を。。

あと予備費 5000億は「焼け石に水」、早く補正を組まないと。

自分の事、家族の事のように、出来るだけ迅速に!

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     260P McNaught 彗星 10月15日20時57分 ISO3200 20秒 25枚彗星核基準合成 C14レ

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 NGC1245 ペルセウス座 散開星団 8.4等 同日20時45分 ISO3200 15秒 27枚合成 機材同上

風のある中、満月似の月の輝く中、撮影しました。何故に・・というと、先日主鏡の補正ガラスを AY法で洗浄したので写り具合をチェックするため。結果は良好で問題はありませんでした。が・・実は更に 3日ほど前も撮影を。。その時は星像が霞み、もしや補正ガラスに大量の傷がついたのかも?と、かなり落ち込んでおりました。原因は二つ 「AY法洗浄で補正ガラスに傷をつけてしまった」 or 「主鏡の温度が、外気と十分になじまずボケていた」そのどちらかです。で前者だと取り返しがつかないので、布団の中でも・・・胃が痛く。なので改めてチェック!結果は OK!だったので、これからも元気に撮影に取り組めそうです。最近はピント出しも明るい星をつかいバーティノフディスクで光条から判断も微妙で、7等星位を使ってピントノブを回しながら合わせることが多くなりました。主鏡の傾きによって微妙にピントの位置が変わるので、その方が効率的という判断です。なかなか追い込むのに苦労しますが、結局は満足できる範囲に収まります。さて写したものに・・彗星は満月級の月光がありながら、薄っすらと尾が写っています。一方の星団は、13~14等級の小さな輝きが集まったものです。それにしても風・・防風対策用のブルーシートが帆船の帆の様にパンパンに張っていました。そんな中でも写せるんですね~。まぁ出来ることはやらんとね。

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  夕景 10月15日16時47分・・どんどんと太陽の沈む位置が南へ移動しています。