nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

つかの間の星空に彗星 ふたつ 260P McNaught

今は晴れてきましたが、起きたときは小雪

3cmほど新しい雪が積もりました。

さて昨日、今年のかぼちゃの日(冬至)は何時かと調べると 12月22日でした。

今年もあと 3日もすれば、一番夜の長い日を迎えます。

その後は、当然、どんどんと日が長くなり春へ向けて一直線!まぁそうは行きませんが。

季節の変化は、日射量の極小よりも遅れてやってきます。

むしろこれからが厳冬期を迎えます。

北海道の冬の観光の目玉のひとつ「流氷」ですが、このままの調子で温暖化が進むと

2030年代には北海道へ流れ着くほど氷の面積が大きくならない。そう言われています。

北海道の春をつげる、オホーツク海の「毛がに」も「うに」を育てる昆布も消失する。

温暖化は、色々な影響を与えます。もし食べるなら今の内に・・。 

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260P McNaught 彗星 12月16日19時06分 ISO6400 30秒 18枚彗星核基準合成 C14+レデューサー

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    29P Schwassmann-Wachmann彗星 同日18時26分 ISO6400 30秒 18枚彗星核基準合成

一頃、綺麗に尾を引いていたマクノート彗星ですが、すっかり暗く小さくなってしまいました。南東側に拡散したような尾がまだあるようですが、活動は縮小の一途です。太陽を一周するのに 6.9年ほど、次の接近は 2026年頃・・少し先の出来事ですね~。一方の シュワスマン・ワハマン彗星、こちらは撮影時は、おっ明るくなったか?と感じたのですが、周囲の星と比べると、余り変化はしていないようでした。一応、彗星核基準で合成していますが、ほとんど動いていないように写真では感じます。偶然、そばに NGC105 という銀河が写りました。銀河に接するように別の銀河もあって、おたまじゃくしの様にみえる変わり者です。さて・・ご飯を済ませて今日の星空予想を考えますか。。