nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

月光の下で 2019Y4 ATLAS 彗星 ほか

今朝は快晴 !! 風もなく穏やかです。

正直な処・・え~っという感じです。何故なら昨夜は夜半前に曇ってしまったから

撮影していても、北側から次々と雲・・嫌いな St & Sc のセット、流れる~~撤収。。

まぁ仕方がありません。時間は戻らないので

さて、そんな昨日は「道路愛護」ということで、周辺道路のゴミ拾いを皆さんで

例年よりは少ないかな~と思いつつ、驚いたのは集会所が閉鎖・・コロナウィルスの影響

「三密」を避けるのが目的らしいですが、杓子定規にも程がある。そう感じました。

まぁ出来ることはする。という姿勢は正しいですが、他にやることあるでしょう。

「緊急事態宣言」も延長止む無し、全国の知事が申し入れ

まぁ、願ったり叶ったり、専門家会議も方向は一緒。問題は次ぎ、延長の延長は・・。

そうこうしている間に「卯月」終了。令和二年、三分の一が過ぎようとしています。 

f:id:nyancotan:20200430071938j:plain

2019Y4 ATLAS彗星 04月29日20時31分 ISO6400 30秒 16枚彗星核基準合成 C14+レデューサー

f:id:nyancotan:20200430072148j:plain

2017T2 PANSTARRS彗星 04月28日21時25分 ISO640 30秒 24枚彗星核基準合成 機材同上

核が崩壊したアトラス彗星は、月光の影響もあるのでしょうが、それにしても「微か」なイメージです。撮影していて気になるのは、ステラナビゲターで彗星の位置を導入すると微妙に彗星自体よりも南を示すこと。本来ならば核がフレームの中央に入るはずですが、実際に導入するとフレームのかなり北側に彗星があります。なのでフレームを北へずらして撮影・・実は一昨日も、同じ状況で、最初に導入したときには「はっ消失した??」とさえ感じました。よくみると北側に淡く彗星独特のエメラルドグリーンの光芒、「あ~あるじゃん」的な流れです。そして昨夜、やはり北側にずれていました。ステラナビゲーターの推算位置が、当初の軌道を設定しているとすると、核の崩壊を経て、軌道からはずれた位置にあるのかもしれません。いずれにしても、どんどんと輝度が失われている印象です。一方のパンスターズ彗星は元気です。撮影を始めて気づいたのは・・尾はどっちに伸びている??? です。結局、良くわからず核を中心に写そう ! で、こんな一枚になっています。合成処理をしても、やはり「尾は・・」、最初にイメージしたとおり、明瞭な尾が伸びている様子はわかりません。彗星は 5月4日に太陽に最も近づきます。28万年に一度の輝きです。

f:id:nyancotan:20200429183100j:plain

    夕景 04月29日18時31分 ・・既に怪しい雰囲気でしたが、裏切らず。。