nyancotan's diary 天体写真 in Hokkaido

スカイウォッチャー DOB GOTO12 ドブソニアン と C14 ★天体写真 & 徒然 ★ ほぼ毎日更新

2020F8 SWAN 彗星 5/19 夜明け

今朝は曇り空、も上空の薄い雲に覆われ、灰色の雲は少な目。

風はなく、とても穏やかです。

さて明日 21日、また政府の新型コロナウィルス専門家会議が開催されます。

残された特定警戒地域を解除するか、否か・・その判断が示されます。

テレビの報道をみていると・・先週末は、天気にも恵まれたせいか、多くの人出

気が緩みがち・・とは言われますが、流石に 2月24日の「ここ1~2週間が瀬戸際」

発言から「瀬戸際」を転げ落ち、ここまで 3か月。

世界の潮流でもありますが、今まで忙しく働いていた方々には厳しい日々でしょう。

早く終息に目途がついて、ワクチンが開発され、ウィルスを怖がる必要のない

そんな新たな日常が待たれます。

そんな中で、いまだ全国の医療機関で奮闘している医療従事者には感謝です。

ありがとうございます。と伝えたいです。

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  2020F8 SWAN彗星 05月19日02時16分 ISO3200 30秒 24枚彗星核基準合成 MT160+れ

TS90型 赤道儀に搭載する望遠鏡を GINJI 150FN から MT160 に・・、やはり周辺までピントが出ないと、彗星が隅にはいった時に気が付かないかも??と不安になり載せ替えました。昨日書いたように、この朝は南天を中心に薄雲は残っていましたが、ほぼ全天の星々が見渡せる好天。ペガススの四辺形からアンドロメダへつづく星も列をなして見えています。ならば、手動導入の基準星をファインダーに入れて、主鏡画像でも確認。

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ざっとオレンジ色に輝く明るい星 = γ星 的な感じで確認、でピンボケです(ピクセル等倍でトリミングした画像)。ここは慎重に・・と言うことで、パーティノフディスクを取り出し調整。右が、ピント調整後。まずまず、さて導入です。γ星から彗星まで、赤緯方向を南へ 5.5度、赤経方向を東へ 38分。一度目は、失敗・・フレームに入りません。気を取り直してもう一度・・成功です。フレームの下(南側)に入りました。赤緯方向は調整ノブを回せば簡単に修正できます。ということで、上の写真、元画像の連写です。感度は ISO6400 だと吹っ飛び気味なので、少し抑えて。ただただ写っていることに感謝、ところがです。DSS(DeepSkyStacker)で彗星核基準合成がうまくいきません。。たまには、まともな画像に仕上げようと撮影後にフラットファイルを作成し、それを利用したのですが、それが悪さをしていたらしい。ん~画像処理ソフトを買おうか、給付金で・・。値段をみると 3万円と少々、収入のない私にとっては高額です。と考えつつ、どうにか処理をしないと。。で最後の砦 Rejistax があるじゃないか!!と賭けてみたところ、なんなく処理完了!そんな一枚です。そのご DSS でフラットファイルを除いて処理をしてみたところ DSS でもすんなり・・。とりあえず買わなくても良いかな~っと。。さて明日の夜明けも晴れそうです。チャンスがあるならもう一度!今度は惑星の動画も・・。